【感想・ネタバレ】ボクと上司と彼の恋人のレビュー

赤根晴

新人MRの名村は、バカ正直で熱意がやや空回り。契約が取れず上司から怒られる毎日だ。そんな気分がくさっちゃう日々に、癒しをくれる存在がいる。地下の資料室管理をしている時枝は、お茶とお菓子付きでグチの相手もしてくれる、まさに天使！ ところがある日、その資料室で、男に抱かれて喘ぐ時枝の乱れた姿を目撃してしまう。しかも相手は、いつも自分を叱りつける、鬼の高瀬部長で…！！？
「外へ知らせに行くか？ それとも、俺たちと秘密を共有するか？」
選択を迫られた名村は…？

【収録作品】
ボクと上司と彼の恋人/坊ちゃんと、夢の中/熱砂の黒い王/樹海のマヨイガ/ボクと上司とボクの恋人

[ブクログ · ★★★★☆]

読みにくい…これが最初の印象です。絵が好みではないのですゴメンなさい(^.^)(-.-)(__)
でもオリジナリティ溢れる作品だったので次回も期待できそうです。特に心が病んで喋らなくなった坊っちゃまと世話役の奉公人の大正？ロマンあふれる、首輪倒錯Hが面白かった。結局留学先で何があったのか不明の坊っちゃまで、いつから受けに執着というか心開いたのか曖昧だったけど、受けが逃げた時のあの慟哭にぞわわと萌えた。