【感想・ネタバレ】身近でおきたこわい話のレビュー

あらすじ

身近にひそむ恐怖、都市伝説などを集めたホラー集。男が少女を誘拐する現場を描いた標識がある、その標識の前で人の名前を呼ぶと?神社のマンホールに住む霊を呼びだすと、友人がつぎつぎ消え?
都市伝説を気軽な気持ちで試した結果、主人公が突き落とされる恐怖とは・・・。「誘拐標識」「はいべえさん」「糸電話」「奇妙なともだち」「蜜の選択」「夏祭りがおわるまで」、本気で怖い6編!!

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意外と怖くなかった。

他の話は怖いけど絵が可愛くて、怖くなかったです。
1つだけ感動した話がありました。
「夏祭りが終わるまで」という作品で、神社の鳥居くくったら昭和にタイムスリップしちゃった飛鳥という女の子。そこで出会った春彦という男の子、初対面なのに倒れていた飛鳥を家まで連れて来たりすごく優しい男の子なんだなって思いました。
最後は別れが来てしまうけど切なくて、でもどこか爽やかな感じで良かったです。

#切ない #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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2021年05月12日

Posted by ブクログ

この本との出会いは実は旅行先のマレーシアでした。
私は地元の作家さんのコミックを求めて、本作が日本のマンガのマレー語訳とは知らず購入したのでした。
帰国後、勘違いを知りました。
そして
・ホラーは、日本で昨今読者の女子小中学生に大人気のジャンルであること(マレーシアは不明)
・作者さんは正統派恋愛ものも柔らかなタッチで描ける実力派であること
など、遅ればせながら情報収集いたしました。

本書は、マレー語の日本語対訳本としての位置づけと、最新のちゃお系少女マンガの観賞用として使用しようと思っています。

代表作「はいべえさん」
・シチュが、鉄板の怪談(牡丹灯籠系)
・少女の動機が今風の女の子のもので読者に身近で軽率な行動への警告を提示
・そして、ほのかな恋心も…(萌えとは異なる少女マンガ特有のそれ)
うわぁ、マレー語では6割意味が取れていたのが、日本語だとにわかに恥ずかしくなってきました。
でも、バランス配分のよい短編集と思いました。

偶発的な出会いをした作品ですが、ほろ苦い気分にさせていただきました。

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2018年10月29日

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