あらすじ
マスコミの報道姿勢、子どもにあげるお年玉の額から、はては雌猿の美醜まで。のどに刺さると気にかかる、世のアレコレを大人のエスプリで余裕たっぷりに語ったエッセイ集。
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Posted by ブクログ
奥付1995年第1刷。初出は殆どが90年代初めで、様々な媒体で発表されたものだ。我が家の本棚の中で、ようやく初読みゾーンに入った。入手困難な著作も増えてきた。そして著者はもう90歳なのだなあ。髙田万由子氏の解説は、ものすっごく丁寧で冗長だったが、著者の小説制作の惜しみない種明かしという感想には首肯できた。「目の読書と口の読書」は、オーディブルで本を楽しめる作品とそうではない作品があることを想像させるエッセイで印象に残った。