あらすじ
わたしたち、仕立て職人の師匠と弟子。足踏みミシン・巾着・フレアスカート・ボタン屋・お直し・メンズスーツ…etc.仕立て仕事がわかっちゃう! 就職浪人になりかけていた“ななこ”が働くことになったのは町の古びた仕立て屋さん。ぶっきらぼうだけど情に厚い腕利き職人“ヒラタさん”のもとで見習い・ななこは元気&地道に成長中! 読めば、きっと縫いたくなる!凸凹コンビの手しごと物語!
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Posted by ブクログ
この作者の作品を読むのは、これが初めて。
「うさぎドロップ」は聞いたことがあるけれど、読んだことはない。
絵の感じが何かイラストレーターっぽい。それから、何か70年代のファッション画みたいな感じがする。
意外と線が太くて、(失礼ながら)すごくうまいという感じはしない。
ただ、今は珍しくなった昔ながらの仕立て屋さんを扱った作品だからか、絵のレトロな雰囲気によくあっている。
足踏みミシンとか、切りじつけとか、宇仁田さんの古くからの手仕事への愛情が伝わってきて、心が温かくなる。
Posted by ブクログ
昔ながらの仕立て屋さんで
一目ぼれしたワンピース
作ってもらったはいいけどお金が全然足りない~
ってことでバイトをすることになったななこさん。
店主の織彦さんの元でお手伝いすることになったのですが…
というお話
すごい事件が起こるわけではなく
ふわ~と進んでいくストーリー
なんかそのふわ~とした感じがおもしろい
私もワンピース作ってほしくなった~
Posted by ブクログ
就活に失敗して、しかもたまたま通りがかった仕立て屋さんで仕立ててもらった
服の代金が思いのほか高くて払えないから、思い切って仕立て屋見習いになった子と
発注ミスで、うすいうぐいす色の生地で仕立てたシャツしか着ない仕立て屋さんによる
お洋服のお話。
宇仁田さんの描く作品は、色恋を題材にした作品は当たり前のように面白いけど
色恋が絡まない作品も面白い。
このいとへん。
主人公でありヒロインの桑原ななこさん。
宇仁田さんが描く女の子にしては珍しく、物凄く表情が豊か。
個人的には仕立て屋っていうテーマはとても退屈だけど
この子がいるから苦も無く面白い。
自立するまでを描いてくれたらなあ・・・と思ったけど
それだとゼッタイドンカンと同じような作品になっちゃうから
これでいいんだ、うん。
Posted by ブクログ
ななこちゃんが可愛く一生懸命なのと、何だかんだいいつつも優しいヒラタさんにとっても癒されます。複雑なものは作ったことないけど、何か自分で作ると嬉しかったのを思い出します。
あと、ラスト1ページは大変ニマニマします。
Posted by ブクログ
"仕立て屋"という題材はおもしろく、展開が早いのでスラスラ読める。しかし絶望的にダサい。服の形も、布の柄もみんなダサい。
帯に「縫いたくなる」とあったが、趣味で服を縫う私も縫いたくならなかったので、縫いたくなるあのワクワク感は期待しないほうがいい。
服の形や布の柄が気にならない人は楽しめる。