【感想・ネタバレ】SOUL CATCHER(S)―Interlude― act.2 過ぎゆきて春のレビュー

神海英雄 / 成上真

【小説版登場！】音楽に愛され、音楽と共に生きてきた少年・伊調鋭一。無名の竹風高校を県大会金賞へと導いた、彼の入学前のエピソードが明らかに!? さらに、鳴苑はもちろん、天籟やソニ学の(秘)物語も収録の小説版第2弾!!

[まぐろ丼 · ★★★★☆]

サブキャラの背景

ライバル校の子達の背景などが見れて面白い。この巻を読むとキャラに深みと奥行きが出たなぁと感じます。特に黒条の回はゾクッとした…こういう文体の話ありそうで普通に小説として面白いと思いました。

＃エモい

[ブクログ · ★★★★☆]

戦う吹奏楽マンガ、SOUL CATCHER(S)のノベル第2弾。
最後の黒条篇は、ガチサイコホラーじゃないですか。
京極夏彦のようだ。おそろしいおそろしい。
主人公組は本編に任せて、な脇キャラたちの補足だったので、まあそれがこういうノベルのだいご味だけど、邑楽先輩でニヤニヤできなかったのは悲しかったけど、女神が見られたからいいや。
響けユーフォニアム!!

[ブクログ · ★★★☆☆]

事件、エピソードというよりも、そこでのキャラの心情、バックボーン描写が主眼であろうということで話自体はあっさり目。本編がこういうサブエピソードをあまりやらなかったのでその補完的な感じもありますかな。
しかしその中で、黒条善人の「本編以外での活躍(？)」を描いた最後の短編が面白かった。うん、日常的にこういうことを繰り返していたんだろうなぁ…