【感想・ネタバレ】横田めぐみさんたちを取り戻すのは今しかないのレビュー

あらすじ

金正恩政権は、第二次安倍政権の経済制裁が効いて外貨の枯渇で苦しんでいるうえ、独裁者の未熟さも重なって弱体化している。そこで北朝鮮は、外貨不足を補い、また経済制裁を解除してもらうべく、対日接近を開始。2014年3月に両国の局長級協議を始め、5月にストックホルムで開かれた日朝協議では「拉致被害者について再調査する」と約束した。もっとも、著者の経験則によれば、北朝鮮は必ずウソをついて誤魔化してくる。3年後に韓国で新北政権が誕生するまでの時間稼ぎかもしれない。実際、北朝鮮は再調査について、拉致被害者の安否情報を欠いた初回報告を行いたいと日本政府に打診していたことが判明。当然、日本政府はそれを毅然と突き返し、制裁延長を決めた。拉致被害者たちを取り戻す勝機は遠のいたのか――。だが、著者は断言する。「めぐみさんたちの確実な生存情報を我々は持っており、奪還のチャンスは今しかない」と。その根拠と成算とは?

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

2015年出版の本ですが、今更なのですが、「日本人を救出する」のは「日本人全員」の力でやっていくべきだということです。
拉致されたのは、日本、韓国、タイ、レバノン、中国、ルーマニア、米国、マレーシア、シンガポール、ヨルダン、レバノン、フランス、イタリア、オランダ人たちが拉致されたことは確実。
北朝鮮は国際社会の批判や評判をとても気にしているそうですが、世界中が非道・横暴を糾弾して、圧力、制裁を加えていくべき、
それ以前からも日本人拉致が行われていたが、特に70年代半ばからは、(むやみやたら)に拉致を行った。拉致起案は下の実務者がして金日成がサインをして実行された。
成績のいいものは英雄称号を受ける。

拉致被害者の実人数は警察発表や、荒木和博さんたちが報告をされている人数よりも、想像もつかないほど実際には多数の拉致被害者がいる可能性が高い。

拉致の3パターンとして「遭遇拉致」「人定拉致」「条件拉致」を上げらています。
ただし大きく見れば、すべては日本国内にいる組織や北朝鮮が、日本人を意図的・計画的に狙った「人定拉致」でしょう。
曽我ミヨシさん・ひとみさん親子のことも、太々しくて厚かましい金ミョンスクという朝鮮人女性が事前に佐渡に入り、曽我さんの病院のスケジュールを入手して、曽我さん一家のことを調べていて、その上で意図的に拉致を実行したのでしょう。曽我ミヨシさんは殺されている可能性が高く、曽我ひとみさんは、3人の男に引きずり込まれ、手足を縛られ、袋をかぶせられ船で北朝鮮へ運ばれた。

想像することはとても辛いことですが、日本人がどうやって拉致を実行され、拉致被害者たちがどう北朝鮮へ運ばれ、北朝鮮でどういうことを受けさせらているのか。
今も生きていて日本人の助けを求めて、待っている拉致被害者たちもいますが、体の弱い人の場合には、拉致を実行されたときや船の中などで、そのまま亡くなってしまった被害者たちも多数います。

北朝鮮へのカネの流れを食い止めていくために
・パチンコ業者の取り締まり
・在日朝鮮人による北朝鮮への送金
・朝鮮総連からの
・朝銀信用組合の錬金術の停止
‣他にも消費者金融業者・在日経済人・在日企業・在日政治家の工作活動・在日マスコミの工作活動の取り締まり・在日芸能関係者の工作活動の取り締まりも大いに必要でしょう。

0
2022年07月15日

「社会・政治」ランキング