【感想・ネタバレ】ヤマケイ文庫 なんで山登るねんのレビュー

あらすじ

世代を超えて多くの読者の支持を得た名著がヤマケイ文庫でよみがえる!

京都府立大学山岳部OBで、ラトックII峰、ディラン峰などの遠征を行い、国内においても剱岳東大谷での積雪期初登記録を持つ高田直樹氏のエッセイ集。
氏が大学山岳部時代から経験してきた山での出来事を、京都弁のタイトルのようにソフトな語り口で紹介してくれる。

冬の剱岳での遭難体験、黒部川源流での釣りと焚き火の日々、京都北山でのひとりぼっち夜・・・。
そこに描かれた体験と思索の数々は、山のきびしさ、やさしさ、愉しみ、苦しみを伝えながら、さらに「生きる」意味までをも読者に考えさせようとしている。

長い間、教育者として活躍されてきた氏ならではの鋭い視点を、京都弁でやさしく包んで描いた青春の書にして文明批評の書。

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Posted by ブクログ

高田直樹の山にまつわるエッセイ集『なんで山登るねん』を読みました。
山に関する本は久しぶりですね。

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世代を超えて多くの読者の支持を得た名著がヤマケイ文庫でよみがえる!
京都府立大学山岳部OBで、ラトックII峰、ディラン峰などの遠征を行い、国内においても剱岳東大谷での積雪期初登記録を持つ高田直樹氏のエッセイ集。
氏が大学山岳部時代から経験してきた山での出来事を、京都弁のタイトルのようにソフトな語り口で紹介してくれる。
冬の剱岳での遭難体験、黒部川源流での釣りと焚き火の日々、京都北山でのひとりぼっちの夜・・・。
そこに描かれた体験と思索の数々は、山のきびしさ、やさしさ、愉しみ、苦しみを伝えながら、さらに「生きる」意味までをも読者に考えさせようとしている。
長い間、教育者として活躍されてきた氏ならではの鋭い視点を、京都弁でやさしく包んで描いた青春の書にして文明批評の書。
解説/節田重節
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山と溪谷社が発行する山岳雑誌『山と溪谷』に『わが自伝的登山論』というタイトルで1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)に連載されたエッセイを収録して1978年(昭和53年)に刊行された作品です。

 ■出会いのひととき
 ■物語の始まり
 ■初めてのスキー
 ■私は鳥になった
 ■山仲間芝ヤンの死
 ■本当の雪山を知った
 ■芝ヤンは死んだ
 ■ぼくは生きのびた
 ■祖父平の一週間
 ■おばあちゃんっこに還る
 ■岩魚釣と岩登り
 ■一緒にでけへんやろか
 ■風雪の東大谷登攀
 ■オソロシサと親しみの谷間
 ■一人ぼっちの低山歩きは“白い馬”にのって
 ■山で得た美しい経験は美しい記憶のままで
 ■いきがりのカッコマンとまともな変人ドクター ほか

冬の剱岳での遭難体験、黒部川源流での釣りと焚き火の日々、京都北山でのひとりぼっちの夜……そこに描かれた体験と思索の数々は、山のきびしさ、やさしさ、愉しみ、苦しみを伝えながら、さらに「生きる」意味までをも読者に考えさせようとしている、、、

長い間、教育者として活躍してきた著者ならではの山に対する鋭い視点を、京都弁でやさしく包んで描いた青春の書にして文明批評の書。

ユニークな体験的登山論でしたね……山での失敗談や危険な場面もユーモラスに語られ、思わず笑ってしまう一方で、山登りの魅力や苦しさ、そしてそこにある人間模様が京都弁の独特の口調で綴られていました、、、

50年くらい前に描かれた作品ですが、自然と文明の考察について新鮮な印象を受けましたね……山登りをしている頃だったら、もっと愉しめたかもしれないな。

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2025年12月23日

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