【感想・ネタバレ】恋色重ね ~月下の姫君と高貴なる武官~のレビュー

あらすじ

実母亡き後、父親の邸に引き取られた綾子は継母である北の方に蔑まれ、質素な生活を強いられただけではなく、針仕事も押し付けられていた。そんな綾子の心の慰めは箏を弾くことだけ。ある日、その物悲しげな音色に興味をもった藤原貴頼からの文が届き始める。今をときめく左近少将からの文を信じられず、つれない返事を返す綾子だったが、しびれをきらした貴頼は夜這いをかけてきて…!?

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「落窪物語」がモデルになっているそうですが、不遇な境遇のお姫様綾子と箏の音に惹かれて綾子に出会い、彼女を自分の妻にしてしまう将来有望な公達の貴頼。貴頼も綾子も誠実で、切ない感じが楽しめました。

ただ、1点。後半貴頼に女御との縁談話が出てくるのですけど、そもそも女御って天皇の奥さんのことだと思うから、縁談話って出ないんじゃないかなぁって思いました。

あと、イラストですが、表紙はきれいなのに、中のイラストはほとんど背景が描かれていなくて、人物メインなのは残念でした。

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2014年10月01日

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