あらすじ
人は生きている限り、変わり続ける。だからこそ人生には、ふと立ち止まって自分を見つめ直すことのできる場所が必要だ。 ここは、東京・自由が丘、熊野神社参道脇に佇む『カフェ六分儀』。 店の顔である飾り棚に並ぶのは、宛名のない“贈り物”。 その等価交換を通じて自らと向き合えば、きっと一番大事なものが見えてくる。
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Posted by ブクログ
本棚に積んだままだったのをやっと読むことができました。
色んな人の想いや悩みを真摯に聞いて橋渡しをする。
まさに人同士の待合室なカフェ、六分儀。
「カフェ」「自由が丘」そんな言葉に惹かれて読み始めたこのシリーズも3冊目。
相変わらず知磨ちゃんが面白い(笑)
そして六分儀にもライバル店が現れ大ピンチ。
閉店間際まで追い込まれます。
そこで助けてくれたのは知磨ちゃんを通して六分儀に助けられた人達。
愛されているんだな、って感動しました。
最終回のような雰囲気だったけれど終わっちゃうの?
まだまだ続き読みたいのに!!
Posted by ブクログ
このシリーズはいつも妹からの譲受
カフェ・六分儀
美味しいコーヒーと、等価交換できる物が置いてある飾り棚
この飾り棚の物を通じて、もつれた人間関係がほぐれていく。
マスターの日高さんや推理や、アルバイトの知磨ちゃんの一生懸命さによって。
今回は、ライバル店が現れ、店の存続にかかわるピンチ!
Posted by ブクログ
自由が丘というお洒落な街で、人と人とのつながりが素敵なお話。
日高のような冷静で落ち着いた雰囲気の大人。
気持にも行動にも少年が残っていそうな拓。
どこまでも一生懸命な可愛い知磨。
まわりにいる人もいろいろな事を抱えていながら、お互いのことを思いやっていて、こんな人たちに出会えた人もまた、素敵になっていくんだろうなと思います。
こうゆうカフェが近くにあったらいいのに。