あらすじ
先住民の歴史から調査を続けるペインターたちと、アメリカ建国の歴史から調査を続けるグレイたち。彼らが探すのは、あらゆるものを粉末へと分解してしまう「大いなる秘薬」――古代のナノテクノロジー技術から生まれた物質が大量に貯蔵されている場所。アイスランドでの爆発により、新たにニュートリノが放出され、次の爆発へのカウントダウンが始まる。金でできた地図からグレイは物質の貯蔵場所を突き止める。そこは考えられる限りで最悪の場所だった。アイスランドの百倍以上の規模と予想される爆発によってその地の火山が噴火すれば、全世界に壊滅的な被害が及ぶ。ペインターとグレイは、人類滅亡へのカウントダウンを止めることができるのか? そして、ギルドに関して驚愕の事実が明らかになる。全世界で日本でベストセラーの歴史×宗教×科学のハイブリッド・エンターテインメント!!海外小説〈シグマフォース〉シリーズ第六弾!
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Posted by ブクログ
ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第6弾の下巻。
舞台はユタ州からアイスランドときてついにイエローストーン国立公園にたどり着く。ここは日本の富士山と同じように定期的に噴火を繰り返してきた火山地帯で、前の噴火から数えていつ噴火してもおかしくない状況になっているという。この事実を踏まえてナノマシンによる地盤の崩壊が地球規模の災厄を招きかねないスリリングな展開を用意するあたりはもはや作者の視点に脱帽の感すらある。
一方で訳者あとがきにもあるように、主役であるはずのグレイよりも司令官ペインターの活躍が目を見張る。ギルドの工作員・ラフの周到な計画に翻弄されながらも常に先を読み、抜きつ抜かれつの頭脳戦を繰り返すところは手に汗握る展開となる。
本作は舞台がアメリカだったが、同じ巨大火山を抱える日本を舞台に物語が展開したらどうだったろうと妄想しても面白い。
Posted by ブクログ
ペインターメインの感じ。
なにしろ、
アメリカ先住民インディアンの話しなんです!
で、
よくわからないのが「モルモン教」ですね。
いわゆる、
キリスト教の一派なの?
違うの?
1830年の頃に教祖様がいわゆるチャネリングで受けた啓示が元になってるのかな?
新興宗教ではないんでしょうけど、
キリスト教なの?
違うの?
ダマスカス鋼!
たぶん、
ロマサガにでてきたんじゃないかな?
RPGに出てきたダマスカス!
これ、
実際のもので、
いわゆるオーパーツなんですな!
現代の技術でも作れないんだって!
どうやって作ったんでしょうね?
そして、
その技術はどこから得たんでしょう?
気になるわぁー!
でも、
答えは出てなかった!
いわゆる、
インディアンが住まう前からアメリカ大陸に居たといわれる白いインディアン。
アジア人がベーリング海峡だっけ?
を、
渡ってアメリカ大陸にたどり着いた意外にも渡った方法と理由があったのかな?
つか、
元々からずっと居た民族が存在して、
先先住民が居たのなら色々と問題が確かにあるね。。。
ストーリー的には、
意外にというかラファエル好きよ!
愛に生きたね!
と、
ギルドの正体判明!
ギルドというか黒幕の正体かな。
意外とおもいつつも、
それ以外だとメカトーフくらいしかいないからそうなるか?!
まさかのヴィゴーとかね!
と、
アメリカって安全と思ってたけど、
イエローストーンは事実だとそうでもないなぁ。。。
ヨーロッパに逃げるか?!
日本人も登場!
スーパーカミオカンデってあるの?
実在!
次のギルドの系譜で一区切り!