あらすじ
旅の学者ベントは、廃鉱で一人の少年と出会う。虹のように煌めく瞳のその少年・イーリスは、鉱石を食べる、砂漠の金剛石と呼ばれた種族の生き残りだった。旅路を共にし、少しずつ心を通わせていくふたりだったが……。
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Posted by ブクログ
一人で各地を旅している学者のベント×鉱石を食べる種族のイーリス
表紙の綺麗な絵に惹かれました。
花や鉱石の描き込みが細かい。
そして本編も期待を裏切らない綺麗な絵!
青井先生の王道ファンタジーを詰め込んだ作品だそうです。
鉱石を食べる、砂漠の金剛石と呼ばれた種族の生き残りであるイーリスは一人で生きてきた。
ベントとともに旅をする中で、イーリスは成長しベントや旅先の人とも心を通わせていく。
鉱石を食べ物にするという設定が斬新。
絵が綺麗なので読みやすいし、ファンタジーな世界観とも合っていると思います。
エロ要素はないです。
ベントとイーリスの関係はどちらかというと家族愛に近い気がしました。
寿命の長さが違うので、ベントが自分の死後、イーリスが生きる残りの時間を幸せに生きられるようにと、いろいろ残そうとするところには愛を感じます。
百年結晶目録
とてもキレイな絵を見ている様な お話でした。 ふたりの心が通いあって ずっと一緒に旅を続けられると良いな。