あらすじ
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明治時代の日本は農業国から工業国へと急激に変貌する過渡期であった。大都市にはビルが次々と建設されたが、住宅街や郊外では江戸そのままの風景がまだ残っている。本書は、当時フランス、ドイツ、イギリスなど諸外国で出版された書籍に掲載された写真と、明治時代の日本の雑誌に掲載された写真を編集したものである。『1暮らし』では庶民の生活や仕事にスポットをあてる。
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Posted by ブクログ
’96年刊だから明治初期の写真だろうが、説明は一切なし。幕末には人がおめかして数時間露光しないと冩らない乾板だったが、改良されて農作業、マニファクチャ−、遊戯など動きの早いものも撮している。手作業で補正、色付けしたものもある。
道は雨が降れば泥濘むし、馬はあっても馬車は普及してない。農業社会で牛馬は使われるが人力が主力。人移動と物流の大きな部分が水路だった、水没の危険はあるが徳川幕府は河に橋をかけさせなかった╱大木を製材する大鋸はどうやって作ったのか、製鉄、金属加工の水準が石炭火力による効率化を除けば西欧と同等の水準ではないかとまで思わせる…