あらすじ
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本書は、エンジニアではないけれどオフィスのネットワークを自ら作る必要があるという方のためのガイドブックです。
ネットワークの設計、機器の選定、調達、LAN配線工事、機器の設定、監視環境の整備まで、実際の作業の流れに沿って進んでいきます。本格的なネットワークを構築するのが初めての方でも迷うことなく自分の状況に適用できるように、基礎知識や考え方も含めて解説しています。
具体的な設定例では、インターネットアクセス回線にフレッツ光を、ネットワーク機器にはヤマハルータRTX1210、ヤマハスイッチSXW2200-24G、NEC無線LAN製品AtermWG1800HP2を扱います。
VLANで部署ごとにセグメントを分け、来客用無線LAN環境を用意するといったシナリオで、本書の登場人物イクオと一緒にネットワーク作りについて学んでいきましょう。
<本書の効能>
・次に何をすればよいか、段取りがスラスラわかる!
・必要なドキュメントを欠くことなく、シンプルな形式で残せる!
・必要な範囲の技術知識が効率よく身に付く!
ヤマハルータとフレッツ光を例に、未経験から、低コストで、管理がラクなネットワークを作る方法をプロがきっちり教えます!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
プライベートIP、DHCP、VLAN(ポートVLAN、タグVLAN)、セグメント、ルータ、スイッチ辺りの知識が、相互に関連付けつつ、ネットワークを構築するという1つの流れの中で理解できる。ネットワークの仕組みについては、これまで読んだ中で最も分かりやすかった。
特に2章(ネットワークの仕組み)、3章(ネットワーク設計)、5章(ルータ・スイッチ設定の実践)が有用性高い。個人的には、調達など事務系の部分を飛ばせば再読するのはアリ。
Posted by ブクログ
とても実践的。
ネットワーク構築のイメージが一段具体化された気がする
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インターネット側NW
・回線事業者(NTT東など)
・ISP
★
光ファイバー 最大2Gbs 〜100Mbps
ADSL 47Mbps 〜 1Mbps 電話専用の銅線を併用 上り下りで差
ダイヤルアップ 128k〜 56k
ONU optical network unit
光信号と電気信号の相互変換、通信制御
セグメント
スイッチ同士の接続は同一セグメント
ルーター(L3) が挟んでいると別セグメント
ルーターはセグメントの間に入るもの
ポートVLAN
単一のルーターやスイッチ(ハブ)のポートのグループごとにセグメント分け。機器一つでセグメンテーション可能
タグVLAN→スイッチ→ルータ間を一本の線で複数セグメントをとりまとめ
変な通信を受け入れない・変な通信を出さない
ファイアフォールでできるのはポート、IPレベルの制限(L3, L4)→UTM
監視
死活監視
状態監視
性能監視
Posted by ブクログ
タイトル通り非エンジニアがオフィスLANを構築する手順をまとめたもの。無線LANのフィルターがちょっと難しいかなぁというくらいで、これの通りやっていれば誰でもオフィスLAN組めるようになるのでは。理想的なLANネットワークの教科書です。
個人的には技術部PCをルーターに直結させるのはどうかと思うけど、少しでもコスト削りたい中小企業だとこんなもんなんだろうな。