あらすじ
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QC(Quality Control)の七つの手法を豊富な図版を使って解説した入門書です。QC七つ道具とは、パレート図、特性要因図、ヒストグラム、グラフ、チェックシート、散布図、管理図の七つを指します。それぞれの手法の特徴を理解し、知りたいことに見合った手法を活用することで、問題を見えるかたちにし、問題解決の方向性を示唆してくれます。本書ではQC七つ道具の特徴と活用法、データの必要性と解析手法、QC的問題解決の進め方、「管理」と「改善」の考え方等を図解と例題で解説。なかなか成果が出ない事例などの問題を見える化し、職場や現場の改善のためのテクニックがわかります!
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Posted by ブクログ
製造業で働く人間としてQCの基本的な部分を改めて勉強したいと思い本書を入手しました。わりと寝かせてしまいましたが、この度ようやく読み通したので感想文を掲載しておきます。
本書は見やすい図版と手順をまとめた簡潔な説明が読みやすい本で、入門書としての「割り切り」が徹底しています。QCを大真面目にやるとけっこうキツい統計の話ばかりになりますが、本書は細かいこと難しいことはさておき手順通りに図を作成すると現状の可視化ができます。たまに数式も載っていますがほぼ無視しても大丈夫です。Excelの関数に相当する計算があるのでそれを使えばよいです。
本書は説明が丁寧ですが、練習問題がもうちょっと細かいスパンであるとより便利だろうなとは思いました。書籍の最後に練習問題が1章まるまる載っていますが、一番最後にこんなにドバっとあってもな…とは思わなくもないです。