【感想・ネタバレ】そこにいる人のレビュー

あらすじ

初めての恋めいた体験に胸をときめかせる大学一年生の直子。だが、彼女には姉・幸恵の存在が重くのしかかっていた。幸恵は肝臓に欠陥があり、長く患っているのだ。ある時、直子の不注意から姉の病状は悪化し、肝臓移植の必要に迫られる。自分の肝臓を提供すべきなのか、悩む直子がついに決断をした時……。「命」を見つめる感動の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

内容は主人公である直子は家事にうんざりしていた。それは病気を患っている姉を母が世話をしていたからである。両親ともに姉を溺愛していたため直子は嫉妬していた。しかし突然、姉の容態は悪化し移植を考えなければいけなくなった。という感じです。人間の主観の相違というのは怖いですね。私には兄も姉もいます。少しは家族として性格などを理解しているつもりでしたが、自分を理解しているのは自分なんだと思いました。家族との在り方を学んだ気がします。ちょっと私には辛いお話でした。

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2012年10月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2009/2/13 7&yから届く。
2016/3/14〜3/15

7年ものの積読本にして2年半ぶりの矢口作品。
家族の関係について鋭いメスを入れる矢口作品。今回は肝臓移植を待つ姉と健康体に産まれた妹。お互いの孤独を描く。切ないながらも、最後のシーンに一抹の希望。

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2016年03月17日

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