感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月23日
カタツムリをエスカルゴとダマされて、食べさせられたのは災難だったな。でも、案外おいしかったんじゃないのかな?ジャガ芋を7角形に切るとか、どんだけ難しいんだよ。
Posted by ブクログ 2022年09月10日
ドラマになってたかな?いつか読みたいなあと思っていた本。想像以上に面白い!昭和の料理人の生活がよくわかる。主人公が無茶苦茶なようで、筋が通っている。ちょこっとだけ描写されるお色気?も程よいスパイス。
後半、お兄さんのこと、嫁さんも気になる。
Posted by ブクログ 2017年11月12日
主人公に寄りそってすらすら読める。畳間では、タイトルの通りにはなっていない。下巻が楽しみ。自分のやりたいことに、どこまでもまっすぐで、でも視野がせまいわけではなく、まわりを見ながら立ちふるまうことができるのは、生まれ持った才能だと思う。
Posted by ブクログ 2015年05月28日
天皇の料理番(厨子長)を務めた秋山徳蔵の伝記小説。
主人公の高森篤蔵の立身出世物語。篤蔵に肩入れして読むと、非常に男の出世欲をくすぐるようなお話。
「負けじ魂」が痛快。
篤蔵が故郷越前武生を出て、華族会館・「バンザイ軒」を経て精養軒で働くまでのお話が前編。
サクサクっと読めてすぐに後編を読みたくなっ...続きを読むた。
Posted by ブクログ 2015年05月07日
相手をよく観察して、一歩先を読んで先に準備をしておいて、相手の技術を真似る……
できたら素敵だなぁ、とは思うけど、篤蔵みたいにはできんよなぁ。
篤蔵にはそれができたからこそ天皇の料理番になれたんだろうけども。
料理の発展の様子、街の風俗・習慣が細かく説明されているから想像で補いながら読みやすいです...続きを読む。
吉原で振られる理由が今では考えられない理由でかわいそうだったけど、新しい概念が入ってきたときはみんなそうなるよなぁ、と思ったり。
個人的には田辺軍曹が好き!
今のところ、喧嘩しかしていない篤蔵ですが、どうやって天皇の料理番まで上り詰めるのか……後半も楽しみです。
篤蔵役は佐藤健ではないと思うんだけどなぁ(笑)
Posted by ブクログ 2024年02月13日
初めてドラマから小説を読みたくなった作品。
ドラマで描かれるよりも篤蔵は賢く、物事を俯瞰していると感じた。あと、僕が好きだった宇佐美さんとの掛け合いは上巻では少なく、「まごころ」の言葉も篤蔵がチラと言っただけで特段取り上げられていない。やっぱりドラマと原作は違うのだなと感じた。
内容は、篤蔵視点で...続きを読む進む料理人への成功譚で、三歩進んで二歩下がる、みたいな話であるが、義理や人情の通し方から、明治の金銭感覚や日本の西洋料理史の雑学も知れる本である。
リアルだったのが、バンザイ軒(篤蔵が東京に出て働く二軒目の店)に来た客の日露戦争の講和条約に対する議論とそれに割って入る篤蔵の話。国民的には民一丸となって掴んだ勝利だが、割譲できたのは南樺太のみで、それに対して小村寿太郎をディスる発言と、いやいや小村寿太郎も諸外国とのパワーバランスを推し量ったんだという発言。
それに対して篤蔵は兵士の兵糧の話や、ギリギリ掴んだ勝利と講和条約、ミクロとマクロの視点から話し、小村寿太郎を悪く言うことも出兵を悪く言うこともなかった。
料理人風情が何を言うかと、発言したことを咎められたが、料理人も一国民じゃいないのか?と逆に圧制し、謝らせた。
日露戦争も大きな戦争で、国民も心配と不安と、困窮の渦中にいたけど、勝利した安堵と、勝った故の傲りも抱いてしまう。
なかなか知れない戦後のリアルだったと思った。
Posted by ブクログ 2023年06月23日
昭和の時代の小説、とういことで、さぞやお硬い文章なんだろうなと思って読んだけど、お坊さんのスタイリッシュさに憧れて出家を目指した主人公が、カミソリが嫌で坊主をやめるといういきなりの冒頭で覆された。
文章も丁寧で、その時代や料理に詳しくなくてもわかりやすく解説されていてありがたかった。
主人公、料理に...続きを読む情熱注いではいるけど、ほかはかなり危なっかしい。まだ十代後半だから仕方ないといえば仕方ないけど。
殴って会社を辞めるとか、今なら絶対許されないな(笑)
Posted by ブクログ 2023年05月31日
上巻はさしずめ立志編といったところ。
若くして目指すものに必要な事柄を理解して、行動出来る事が一番の才能だったのかも。
当時の時事や風俗もふんだんに描かれていて興味深く読みました。
下巻も楽しみです。
Posted by ブクログ 2022年04月04日
野望はあるが、うまく動かなければ台無しになってしまう。上を気にかけながら、世を渡り出世していくことや人生の帰路に立った時の決断など学べることが多い。就活生なんかにおすすめかもしれない
Posted by ブクログ 2017年10月24日
TVドラマか何かで話題になっていたので、いつか読んでみたいと思っていた一冊。週末に風邪を引きこんで、ずっと布団の中にいたので、その間の暇潰しに読んでみた。
『村上信夫 私の履歴書』も面白かったが、戦前戦後あたりの西洋料理人の話というのは面白いものだ。あの時代にあって、腕一本で勝負する世界に乗り込ん...続きを読むでいく男達の気迫が感じられるからかもしれない。
Posted by ブクログ 2017年02月12日
テレビドラマをきっかけに興味を抱き読んでみました。
初代主厨長の秋山徳三さんをモデルにしたフィクションで、
篤蔵の人間臭さや時代背景なども相まって
魅力の多い読み応えのある作品です。
秋山さん御本人とはやはり多少印象は変わりますが
仕事に対する考え方や潔さなどが面白く、
天才という人間の紙一重さ...続きを読むなどをまざまざと感じます。
食に対しても今一度襟を正せる内容かと思います。
Posted by ブクログ 2015年10月24日
主人公の努力と才覚で成り上がる物語は痛快。
ただ女性に対する扱いは、あまり良いもんじゃない。
時代も価値観も違うので当たり前ですが。
2015 10 24
Posted by ブクログ 2015年10月15日
直向きに料理に打ち込む姿は素晴らしいと思った。如何に才能のある人間でも努力しなければ開花しないお手本のようなもの。
ただ、妻が可哀相だった。クズ男。
Posted by ブクログ 2015年10月15日
面白かった。
篤蔵が才能だけでなく、
努力で成り上がっていくのがいい。
今の世の中、
情報過多で未来の予測が立てやすい。
だから、夢を見づらくなってしまったのですが、
ぜひ生徒には大志を抱いて突っ走ってほしい。
もちろん口だけじゃダメ。
努力もできる人であってほしい。
がんばれ、若人。
Posted by ブクログ 2015年09月02日
ドラマがとても面白かったので、原作読んでみました。
ドラマ以上に面白い。
明治の時代の背景とともに裕福な家庭で育った篤蔵がゼロからはじめる料理人の世界。
佐藤健君なら、ただ突っ走るだけのドラマの中の篤蔵では無く
原作の思慮深く野心強い篤蔵の方も上手に演じたと思う。
最近のドラマは三か月で終わらせるか...続きを読むら、端折り単純なお話になってしまうけど
こういうおはなしをじっくり大河のようにやれば、良いドラマになるのになぁ
などと考えながら、下巻にいきます。
Posted by ブクログ 2015年08月31日
佐藤健が出ていたドラマがすごくおもしろかったので原作を読んでみた。篤蔵の性格がおもしろおかしく書かれていたのはドラマのほうだったが本を読んでみると当時の日本の風景がわかってよかった。妻のおふじが訪ねてきた話、吉原の話がでていて明治で妻がいてもこんな時代だったのかと改めて思った。
Posted by ブクログ 2015年07月14日
ドラマ化されてヒラ積みされていたため購入。主人公の歩みが面白いだけでなく、筆者の書き方がとても読みやすくつるっと読める。他の本も読みたい。
主人公がまだ洋食が珍しい時代に、こつこつと仕事をしながらも自分がよりよくなるための修業先、フランス留学と志を形にすべく自分の道を切り開いて、修行していく様子が勇...続きを読む気づけられる。
Posted by ブクログ 2015年07月12日
佐藤健の好演でいいドラマになってるものの原作。まだ東京で経験を積んでいるところまでですが、ドラマは要素を取り出して、話を大きくしてたんですね。確かに原作のままのドラマにしても面白くないかも。結構料理人の歴史的(?)な説明が多い。篤蔵は自己中ではあるけど、ドラマほど極端ではない。
Posted by ブクログ 2015年06月11日
ドラマで知って、読んでみた。
田舎の村から飛び出して店を2件クビになって、精養軒で働き始まるまで。
修行中の姿勢とそれ以外の姿勢がまるでちがうひとだったみたい。ドラマの方が美化されている。
料理人は今ほど尊敬されておらず端くれ者の吹き溜まりだったことは知らなかった。
Posted by ブクログ 2015年05月24日
☆2015年5月22日
現在ドラマ放映中の原作。
1979年初版発売、翌年、堺正章主演でドラマ化。
そのドラマを、大変印象深く見ていた。
華族会館修業時代の同僚が明石家さんまと加賀丈だったことは完璧に忘れていたけれど、研究熱心で破天荒な料理人の立身出世物語に、子供の私でも夢中になった。
原作は、わり...続きを読むと淡々としている。
修業する人の心得みたいなものが分かりやすく書かれていて、そのへんが特に面白かった。
Posted by ブクログ 2015年05月08日
ドラマ化ということで読んでみました。
西洋料理に衝撃を受けて東京に出て料理人を目指す話。篤蔵のまっすぐすぎる性格から多々人とぶつかり、お店を転々と変わるも(ここがドラマでは端折られてる?)、周りの人に助けられ成長していく。上巻ではまだまだ下積み時代といった感じ。下巻でどうなるのか楽しみー。
個人的に...続きを読むはもっとおふじに気をかけて欲しかったんだけど。。。ちょっとかわいそう。
Posted by ブクログ 2015年05月06日
味などの秋山徳蔵さんのエッセイが好きだったこともあり小説も購入。天皇の料理番になる前に、こんな破天荒な青年時代があったことに驚き。明治から昭和にかけての時代の空気感なども伝わってきて興味深い。
Posted by ブクログ 2015年05月04日
TBSの初回2時間スペシャルが面白かったので読んでみました。細かい設定は違うんだけど、篤蔵さんの破天荒ぶりは面白い。当時の日本の西洋料理人の世界が垣間見える。
Posted by ブクログ 2021年09月01日
本作は、1979年に刊行され翌年にはTVドラマ化もされました。最近でも2015年に若手人気俳優を起用しTVドラマ放映されました。
物語は、福井県の庄屋の次男坊が軍隊の宿舎でカツレツを食べ料理に目覚め、明治37年(1904年)に料理の修行の為に東京へ向かった。
東京神田の兄周太郎の下宿に居候...続きを読むしていた時に兄の師の紹介で華族会館の料理人の下働きとして働く事となった。兎に角一人前いや日本一のシェフになるのだと堅い決意の篤蔵だった。が、、生来カッとなる性格で坊主の修行も喧嘩で駄目になったが、ここ華族会館でもやはり、上司のシェフに暴力を振るってしまった。理不尽な事に対して我慢出来ないので首を覚悟の事だったが、大きな夢を抱いた二十歳前の青年は、小さなレストランの雑用、その後またもや行き過ぎた言動で無職という散々で日本一の料理人とはかけ離れた生活を送るのだった。
作家は、''天才と狂人の間''で第47回直木賞を受賞した杉森久英です。ストーリーは実話を基にアレンジされてます。
Posted by ブクログ 2020年08月30日
テレビドラマを先に見ることになった本です。
ドラマではひたむきに努力するとにかく純粋な主人公という印象でしたが、この作品では良くも悪くも人間臭さが感じられて印象が大きく変わりました。
「好き」なことにただ一直線に向き合っている人は、やっぱり応援したくなります。
天皇の料理番になったからすごいというだ...続きを読むけではなく、生涯好きなことをやり続けることそのものに憧れてしまう。
主人公の生長が楽しみな一冊です
Posted by ブクログ 2015年10月11日
201504/ドラマは未見だけど気になって読んでみたら面白かった。ひどい男だなって思う箇所もあったけど、時代も考えると相当の情熱がないとこれだけのことを成し遂げられなかっただろうな。
Posted by ブクログ 2015年06月12日
終始、この人いつ天皇様におつかえするのかしら…と思いながら読んでいたらつかえずに上巻終わってしまった…。まあことはそんな簡単ではないかと。伝記だと思わずに読んだもので、小説だと思っていてんー微妙とか思っていた、すみません。しかし、一つのことに打ち込む大切さがわかるなあ。