【感想・ネタバレ】今までで一番やさしい経済の教科書[最新版]のレビュー

あらすじ

学生から主婦まで支持されて10万部突破の入門書が全面リニューアル!「これならわかる!」と大反響だった内容に、アベノミクス、金融政策、消費増税、円安、デフレ、年金・社会保障などの最新のトピックスを加えた決定版。これまで経済のことをちゃんと勉強してこなかった人、この機会に学びなおしたい人に最適な1冊。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

〈全体の感想〉
 アベノミクスが結局どう言うものだったのかと言うことを中心に置きつつ、経済学の基本について学べる本。触角がついている謎のキャラクターと筆者の対話形式で書かれており、この謎のキャラクターが読者のように知識が少なく、基礎的な質問ばかりするので経済学の初心者でも楽しめる。ただ、この幼い見た目のキャラがタメ口で質問し、筆者が丁寧語で答えると言う形式がすごかった。時に「うん、だから何?」とか「それで?」と言った雑な対応をしているところは驚きだった。

〈面白かったところ〉
 筆者は本の終盤に近づくにつれて日本に関して暗い内容が多くなっていくが、最後にこれから身につけるべき経済の知識として投資を上げたのは面白かった。最悪投資で儲けられなくても、自分のお金がかかっているから嫌でも興味を持って勉強するというのは納得だった。

〈疑問点・反論〉
 国の借金の増加によって、国債を日本国民に売る時の金利よりも海外に売る時の金利を高くしなければいけないというところまではわかったが、その後にいつのまにか国内の金利も上がるというところに話が変わっていてその部分の論理的つながりがよくわからなかった。

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2021年11月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

アベノミクスの評価など、2015年初頭の経済状況を踏まえつつ経済に関する基礎知識が分かりやすい。
ただ、投資を経済の勉強のために勧めるのは、学者の趣味のように感じるし、たとえ株や為替などをやり、日経新聞を読んでも、やはり世の中の気分に流されてしまうのではなかろうか。
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2015年06月07日

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