【感想・ネタバレ】なぜ年収3000万円の男はセンスにこだわるのか?のレビュー

あらすじ

一流の男は「センス」にこだわる。これは経営、講演、コンサルタントの仕事を通じて年収3000万円を超える「エグゼクティブ」800名以上と交流してきた著者が確信する、「秘密の法則」です。センスのある人こそが成功しているのは、厳然たる事実です。
「センスがある」と言えば、目利きであるとか、微妙な判断に長けている、独自のスタイルを持っている、といったことを意味しますが、本書ではもう少し幅広く、コミュニケーション能力であり他人に対するマナーや、細やかな思いやりまでも含みます。キーワードは「美意識」。本書では、エグゼクティブの事例を多数紹介しながら、センスを活かした大人の振る舞いや人付き合いの機微をわかりやすく解説していきます。

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Posted by ブクログ

チェック項目5箇所。一流の男になるには、常に「自分は人からどう見られているのか?」ということについて、意識の網を張り巡らすことが、欠かせません、「美意識」というと大げさに感じるかもしれませんが、実はシンプル、どんな状況でも自分のあり方、魅せ方、信念を貫こうとする姿勢を持っている、その生き様が、反映され存在感につながっていくのです。経営状態が悪くなるとか今のポストが危うくなるなど、問題が生じてくると、「美意識」を持っている人であっても「本能的な欲」に支配されるようになる、その最もたるものが「食欲」にあらわれるというのです。サラリーマンの笑顔が差し障りのない「コミュニケーションツール」だとすれば、「エグゼクティブ」の笑顔は、確実にファンを作る「マジックツール」、微笑みの質が違うのです。「美術館はただ絵が飾ってあるというのではなく、その近くには作者の生い立ちや時代背景の説明が書かれていることが多いですから、その絵がどういう状況で描かれたのか、画家の思い入れなども考えながら見ると、より深く細かいところまで堪能でき、感性がとてつもなく刺激される」。「空腹を楽しみ仕事に没頭して、成果を出す。あとに待っている一食に全勢力を傾けたほうが賢明だ」。

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2015年02月08日

Posted by ブクログ

 今回の本はレビュープラス様からの献本です。ありがとうございます。

 年収3000万円とは程遠い世界にいるモクモク羊だが、せっかく選んでもらったので読んで見た。

 「センスとは、男の生き様である」と著者が述べているように立ち振る舞いで男が上がることあれば下がってギリシア並に暴落することもありうる。それだけにセンスは磨いておいて損はない。

 気になったセンスに関する話題をいくつか紹介する。最初は、「ローストビーフに群がる男は、その他大勢形抜け出せない」では、食欲に己をゆだねて我先に駆けつけ皿に山盛り、そして一心不乱に食べてまた突進しておかわり。卑しさが100%にじみ出る行為だ。モクモク羊もインド料理のバイキングを食べる時についライスやチキンをたくさん皿に盛ってしまう。せこくて卑しい己の姿が浮かんできて穴があったら入りたいくらいだ。

 「エレベータの閉ボタンは押さない」では、著者はかつて閉ボタンを押すような人だったが、ある人に言われて止めたそうだ。心のゆとりが必要なことを諭されたからとある。あのボタンを押したところで変わりはしないのだから。

 「エグセクティブはもの言わない電柱にも挨拶する」を見て、「何だこれ」と思った。電柱にオーらが見えるのかと思ったらそうではなかった。「返事をしてくれない相手に、どれだけ気持ちよく出来るか」を言いたかったのを著者はこの発言の主から学んだとある。

 その他にもフムフムト思ったことがたくさんある。どうせ3000万のエグゼクティブじゃないから「そんなの関係ねー」なんてニヒルなことを言わず参考にしたいと思った。

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2015年02月12日

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