あらすじ
片瀬喬一(33歳)は原因不明の激ヤセ、異常な喉の渇き、倦怠感に悩まされていた。そして病院で知らされた衝撃の診断結果ー突然「糖尿病」と宣告された著者の実体験をもとに書かれた、世界初の闘病エンターテインメント小説。患者と予備軍を合わせ全国で2200万人もが闘っているというこの国民病のことを、もっとよく知りましょう。シュガーな人にも、ノンシュガーな人にもお勧め。
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Posted by ブクログ
著者の実体験をベースにした糖尿病闘病&成長記。前向きなエンディングで◎。それにしても糖尿病とはなんと恐ろしい病気なんでしょう。俺も気をつけなくっちゃ。
Posted by ブクログ
名前から著者は女性だと思っていた。糖尿病について書かれているが著者自身の経験に基づいて執筆されたらしい。なかなか面白かった。最後の一文、「そう、僕の人生は、十分に甘い。」が読んで納得できた。他の作品も読んでみたい。2010/1
Posted by ブクログ
タイトルからすると、なんだか、甘い考えの男が、
ちゃらんぽらんな人生を、面白おかしく語っている本のような。。。
と思いきや。。。いえいえそれが違うのです。
33歳の若さで、糖尿病と宣告されてしまった片瀬。
ショックを受けつつも、医師の指導に従い、
真面目な糖尿病患者としての日々が始まる。
そう、この本は、糖尿病小説なのです。
作者の体験に基づいて書かれているそうなので、
けっこうリアルで、主人公の気持ちがひしひしと伝わってきます。
食事療法の大変さや、
病気になってからの、妻や、会社の同僚たちとの付き合い方、など、
彼の周りで変化していくさまざまなことが、暗くならずに描かれていて、
ある意味、糖尿病を楽しんでいるような感じなのです。
糖尿病でない人も、興味深く読めます。面白いです!
とても読みやすく、知らず知らずのうちに、引き込まれてしまう、
なんとも、愉快で、気持ちのいい文体が、気に入りました。
そして、この本の中に、
妻が誕生日に作ってくれた焼きバナナが出てくるのですが、
主人公が、「信じられないほどうまい!」と感動するシーンがあって、
とろとろになった果肉が覗き、
切なくなるほど甘い香りを放っている、と表現している。
そんなに美味しいのか?!焼きバナナ?!
。。。と早速作ってみました。
といっても、バナナを丸ごと1本オーブントースターで焼いただけ。
10分程焼くと。。。おぉ。。。みごとに真っ黒で、まずそぉ。。。(笑)
早速食べてみましたが、確かに甘味は増すようですが、
なんだか、甘酸っぱい匂いがして。。。
うーん。。。生でそのまま食べた方が、私は好きかも。
焼きが足らなかったのかな?
気になる方は、ぜひ、お試しを!
Posted by ブクログ
不思議な読後感。読むと自然に糖尿病に詳しくなれて、純粋に面白い小説でもある。糖尿病になった主人公の葛藤が、すんなり伝わってきます。甘いものを控えたくなります。
エッセイ?
小説だと思わないで作者の闘病のエッセイだと思って読めば、糖尿病のことが頭に入りやすくていい本だと思う。
ただ作者が不倫しているのをあけすけに書いているところに嫌悪感があった。