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Posted by ブクログ
▼あらすじ
宏樹は久坂彰信が好きだ。もういつからかは分からない。彰信は久坂組四代目組長の長男だが、家を継ぐ気はないと言い普通の会社員をしている。無口で無愛想だが、足の不自由な宏樹が通うリハビリセンターの送迎もずっとしてくれている。
そして週に数回、宏樹を抱く。友人でもないましてや恋人とも言えない関係を続けて十年以上。彰信の気持ちは見えないけれどこのまま続けばいいと思っていた。しかしある日、予期せぬ久坂組の跡目抗争に巻き込まれて…?
***
意外にラブラブなのは分かります。
分かりますが、もっと好きだとか愛してるとか言葉にして伝えても良いのでは?と思ってしまった。
それに読んでいて一番残念だったのが、攻めが結局ヤクザになってしまった事。
もうこれだけが本当に残念でならない。
ヤクザを頑に否定し続けて真っ当な道を歩んでいたのに、結局ヤクザにならざるを得なくなってしまって…。
二人が最後に結ばれても手放しで喜べないような、どこか仄暗さを残したオチは正直、好きじゃないです。
それでもヤクザものは好きなんですけどね。
何か最後にモヤモヤしたものが残ってしまって…素直に感動出来なかったな。
もう二度と読む事は無いと思います。