【感想・ネタバレ】恋は強引にのレビュー

ジャクリーン・バード / 永幡みちこ

本当はずっとあなただけを見てきた。今度こそ、わたしを奪って。■ビーは二十一歳の誕生日を笑顔で迎えていた。優秀な成績で大学を卒業し、明日からは、亡き父が遺してくれた会社でしかるべき地位につく。誕生日パーティは退屈だけれど、気分は上々だ。「やあ、フィービ」その名前を呼ばれ、ビーは全身が凍りついた。彼女をそう呼ぶのは世界じゅうでただ一人――レオンだけだ。ビーは十七歳のとき、レオンと婚約した。父の共同経営者の息子で十四歳年上の彼にビーは夢中になったが、ほかの女性の影がちらつく彼に不信感を覚え、婚約を解消したのだ。「実に魅力的な女性になったね」唐突にキスをされ、ビーは思わず応えていた。二度と傷つけられたくないのに。

[ブクログ · ★★★★★]

漫画よりも濃厚でした。
漫画では端折られて部分もあったので、ヒーローやヒロインの心情が読み取りやすく、読んでいるこちらが赤面しそうなくらい面白かったです。

[ブクログ · ★★★☆☆]

１７歳でレオンと婚約を解消し（彼の不実さを偶然聞いてしまい）２１歳の誕生日に再びフィービーの前に現れた彼に対してきっぱりとした態度でいたはずがいつの間か・・・。　ヒロインが子供のときから気にかけていたヒーロー、彼の女性関係の派手さを敬遠し彼を恋人の対象だとは思えなかったヒロイン。