あらすじ
花嫁選びの儀式で皇太子リュシアンに妃に選ばれ真っ青になるエヴリーヌ。美しく有能な王子は彼女に対してだけ昔からとても意地悪だったからだ。エヴリーヌをアマガエルのようだとからかい、昼夜問わず淫らな悪戯ばかり仕掛けてくるリュシアン。「やめないよ、君がうんと言うまで。私の花嫁になるね?」激しく抱かれ、甘い悦楽を教えられて揺れ動く心と身体。王子の真意を測りかねている時、彼と父王との確執を知ってしまって!?
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Posted by ブクログ
ほんとは好きで、くじ引きをズルしてまで花嫁にしたくせに、会うたびに意地悪な言葉を投げかけてしまう、ツンデレ王子様のリュシアンと、そんな彼に小さなときに意地悪されて、トラウマになってたエヴリーヌのお話。
好きな子に意地悪するって、小学生?って思ってしまいますけど、リュシアン自身もエヴリーヌに嫌われているって思ってて、エヴリーヌに「好き」と言われても否定してしまっているのは、ちょっと笑っちゃいました。
あと、当て馬で隣国の王子様が出てきて、エヴリーヌを攫いますけど、皇太子の婚約者を奪って、あんな穴あきの計画が通ると本気で思ってたのかなって思いました。
イラストはウエハラ蜂さんで、リュシアンもかっこいいし、エヴリーヌもかわいくて、中の挿絵もきちんと描かれてよかったです。
なんだかんだ言って、溺愛そのままのお話でした。