【感想・ネタバレ】すごい結果を出す人の「巻き込む」技術(大和出版) なぜ皆があの人に動かされてしまうのか?のレビュー

あらすじ

〈プロジェクトの成功〉〈企画のヒット〉〈チーム成績のアップ〉――味方が増えれば、仕事は面白いほどうまくいく!可愛げや魅力、人望といった個人の資質に頼らなくてもすむ“論理的なコミュニケーション・スキル”で、「お前の言うことは正論だ。でもダメだ」が「お前の言うことは面白い。試しにやってみるか」に次々と変わる。上司の応援、お客様の協力が得られ、部下と一緒に頑張れる“最強の武器”を初公開。

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Posted by ブクログ

すごい結果を出す人の「巻き込む」技術 なぜ皆があの人に動かされてしまうのか?
著:桑畑幸博

人望という個人の資質に頼らなくても、理論に裏付けられた「技術」を練習によって磨けば、今より格段に周りを巻き込んで、仕事ができるようになるのも事実である。

周りを巻き込んで仕事をしようとしたときにぶつかった、「どうやったら周りを巻き込むことができるのだろう?」という問いに焦点をあて、巻き込む技術について以下の6章により説明している。
①この人の話なら聞いてみようと周りとの距離を縮める
②これは他人事じゃないと周りに当事者意識をもたせる
③たしかにその通りだと周りに理解・納得させる
④やるしかないでしょと周りをその気にさせる
⑤あ、そうすると・・・と、周りに気づかせる
⑥これからもこいつにと上司を継続的に巻き込む

人望ではなく、技術で人を巻き込むという展開で冒頭はスタートするものの、やはり技術が全てではない。そして本書で知るされているのは、技術ではあるものの、人間力を高めたり、相手の立場を考えた信頼の構築等を経たウインウインの関係づくりがまとめられている。

資質がなくとも、取り組まないといけないことはあり、まずはその心構えにより見切りで発車しながらでも、並行的に巻き込む中で自身の資質も高まっていくというプロセスでもある。

本書で紹介されている技術を知ってでも人と協働したいと思える人は必ず資質もついてくる。そして熱量もあると想定される。相手を思い感謝の気持ちがあれば、巻き込むことも協働も可能となる。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

part1は心理学をベースに説明がなされて理屈に客観性が担保されているが、part2以降は著者独自のフレームを駆使した内容で論理的ではあるのだが根拠の乏しさを感じた。

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2015年02月25日

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