【感想・ネタバレ】アンネッタの散歩道 １巻のレビュー

清瀬赤目

アイルランドの小さな妖精・メイヴはひょんなことから、文通相手の人間の女の子・アンネッタに会うため、都・ダブリンへ向かうことに。しっかり者の幼なじみのモリー、靴職人の妖精レプラホーンのディンクと行く旅路にはドキドキワクワクが溢れていて――…

[ブクログ · ★★★★☆]

小さな妖精達の冒険譚。そして夢見る少女。

アイルランドを舞台にした現代ファンタジー。
小妖精・メイヴはダブリンに住むお嬢様・アンネッタに会うため旅をする物語です。

ケルト民話に根ざした妖精たちの生活と、「今」の人間達の妖精観をコミカルに描いた中々の野心作。
昔懐かしい名作アニメを髣髴とさせて非常に和みます。
キャラクターも可愛く、微妙に毒も効いてるので読み応えあり。

…ある意味、萌えとかではないような感じがするなぁ…？（掲載誌的にいいのだろうか？）