【感想・ネタバレ】日本の感性が世界を変える―言語生態学的文明論―のレビュー

あらすじ

言葉と文化、自然と人間の営みに深い思索を重ねてきた著者が、世界の危機を見据えて語る《日本人の使命》とは? 外国人が日本語を学ぶとなぜか礼儀正しくなる「タタミゼ効果」の不思議や、漢字に秘められた意外な力、そして日本の共生的自然観を西欧文明と対比させつつ、繊細だが強靱なこの国の感性を文明論として考える。

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Posted by ブクログ

日本人の特有の考え方をもっと欧米に広める努力が、混沌とした世界情勢を解決する一手段だと強調している著者の論理は傾聴に値するものだ.特に第7章の議論が面白かった.この語はギリシャ語からです.ラテン語からですと言っても覚えられないのは当然だ.自虐歴史観を扱った第5章は重要な観点だが、これらの話を自民党の連中が上手く外国に伝えられるかが、疑問だ.

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2015年04月15日

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