あらすじ
宏と吾郎は保育園からの幼なじみで腐れ縁。好きなものがいつも被る。服や持ち物だけじゃなく、好きになる相手も…。そして相手は大抵、吾郎の方を好きになる。現在の宏の想い人は、ひとつ年上のサリー先輩☆ 口が悪くてヤンチャだけど、優しくて笑顔が超カワイイ! だけど案の定、吾郎もサリー先輩にホレていると知ってしまった宏は!? 腐れ縁の二人の甘酸っぱいスクールライフを描いた表題作とその後の二人を描いた続編他3編を収録。小悪魔BOYに振り回される男ゴコロの切なさとエロス満載の最新作品集!! 【収録作品】 あなたにあげる/夏の終わりのサリー/髪結い亭主/ふわふわ亭主/珍奇男/<描き下ろし>夏の俺たち
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Posted by ブクログ
私的には吉池先生の話は当たり外れがあり、コレは当たりでした!短篇集だったのですが、特に好きなのは「髪結い亭主」高校時代に付き合っていた受けが、攻めが入っている組に、事故で亡くなった組長のお嬢さんと僕の子供ですと双生児を連れて来るんですが…(ΦωΦ)フフフ…FFなかなかオイシイ展開でとても良かったです!
Posted by ブクログ
マスコさんの作品にはテンポの良いギャグが含まれるが、それと同じに乾いた切なさも加味されている。あくまでも「カラっと」乾いていて、ギャグとのギャップで習った感のない切なさ。
吾郎と宏の幼馴染中心の恋愛模様を描いた連作。高校時代に二人が憧れるサリー先輩は鉄次が好きみたい…と言う部分の拾い方がラスト数ページと言うさり気なさで時間の経過を見せられただけで「さらば青春の光」的な感覚になる。
「髪結い亭主」はマスコさん風任侠もの、「珍奇男」は陰間の話。
マスコさんの描く子供の、子供可愛い押しではない子供の描き方も楽しめる小粒キラキラな一冊。そして、ゴローは私の中ではCV:あんげん(笑)