【感想・ネタバレ】嵯峨野白薔薇亭の殺人 香りの殺人シリーズのレビュー

あらすじ

ミステリの謎を解く鍵は、「香り」。甘くフルーティーな香りに酔いしれながら、ミステリアスな世界へと誘う、香り殺人事件シリーズ第二弾。

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Posted by ブクログ

新規購入ではなく、積読状態のもの。
2010/10/26〜10/28
烏丸ひろみシリーズ。
刑事を止めたひろみが旅ライターとして出入りしている明友社が主催するホラー大賞に、美貌の女子大生 呉葉翔子が輝いた。しかし、受賞後まもなく彼女の受賞作「白薔薇の呪い」が盗作であるとの告発文書が届く。スキャンダル誌も巻き込んだ騒動の中、著者の翔子は姿を消してしまう。何故、翔子は盗作したのか、何故、翔子は追われないといけなかったのか。その謎に烏丸ひろみが挑む。

 吉村作品得意の舞台設定。魅力的な謎ではあるが、いつもながら(失礼)の強引な心理分析を基にした推理とあっては読者は置いてきぼりである。ま、それが吉村作品の魅力ではあるのだが。

久しぶりに烏丸ひろみの活躍を読めたので良しとしよう。

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2010年10月28日

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