あらすじ
アニメクリエイターの日野トミーさんは、鷹の爪団のお仕事に携わったり、小さいアニメ映画の監督したり、充実した毎日を送ってました。そんなある日、所属会社の社長から「中国でアニメ会社作ってきて!」と、なんともなムチャぶり特命を受ける事になり、たったひとりで中国は西安に向かいます。中国語もしゃべれない、会社をどうやって作っていいかわからない、そんなないないづくしの中国で、さらに待ち受ける波瀾万丈の毎日。フリーダムすぎる中国人の予想を上回る生き様に、もうギブアップ寸前。
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Posted by ブクログ
ただの4コマ漫画と思うことなかれ。
中国は西安での日常、中国人と仕事をする時のあるあるなど、体験したからこそ書けるリアルな内容に、あっというまに読破しちゃいました。
しかも最後はウルッと感動まで。
中国人と仕事する人、必見です。
Posted by ブクログ
作者の日野トミーさんのスタンスがとても良いなと思ったし、じょうさんが可愛かった。まんがだからすぐに読み終わっちゃうかと思っていたけれど、思っていたより読みでがあった。
私も15年以上ヨーロッパ系企業の日本支社で、ヨーロッパ人と日本人に挟まれて仕事をしているけれど、異文化の人達と働くというのは、根本的な常識や知見が異なるために理解共有に時間がかかってとても大変だし、ストレスも多い。私の働く業界では、日本人の仕事の仕方にも変だ(非合理的、前時代的、国際基準から離れすぎ!)と思うところがたくさんあるから、一方的に日本式を押し付けようとされることにも抵抗感が強い(そもそもこんな落ち目の日本で昔のやり方をいつまでも崇め奉って変えようとしないことの不思議さよ…過去のイケイケバブル金満時代とはもう状況が違うだろうに…)。双方にとってちょうどよい着地点を見極めつつ、バランスをとっていけたら良いなと思うのだが、思うようにいかずに疲れてあきらめたくなる時がある。でも、この本になんだか勇気をもらえた気がした。
美味しい中華をたらふく食べに行きたい!