【感想・ネタバレ】この世のふたりのレビュー

あらすじ

妻が不倫相手と心中してしまった作家、きさらぎ。その不倫相手の愛人であった、むつみ。面白半分に騒ぎ立てる世間に辟易として、けれども、一人で居るのは嫌だったふたりは、共に暮らし始めた。食事をし笑みを交わして一緒に寝る、少し自堕落ながらも平凡な生活。いつしかそんな生活に耽溺していたことに気づき、きさらぎは不安に陥り始めて……。

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Posted by ブクログ

妻に、不倫相手と心中された作家×妻の不倫相手の愛人(男)。昼ドラバリのドロドロした背景なのに静かで穏やか

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2016年05月17日

Posted by ブクログ

妻が愛人と心中したことにより独り身になってしまった主人公、物語はその死んだ愛人とまさかの恋仲だったという美青年と出会うことから物語が始まります。出だしからMAXドロドロな設定、加えて2人とも基本語り口調がローテンションなので抑揚が少ないストーリー展開ですが、最初こそ勢いでくっついたけど次第にその自堕落で奔放な生活に2人とも傾倒し、最終的には互いの存在無しにはいられなくなってゆく様が魅力的です。
比較的淡々と読むことが出来ます。多くを語らない2人ですが彼らの間に漂う雰囲気が絶妙なのでそれを察しつつ読むのが楽しかったです。

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2016年03月27日

ネタバレ 購入済み

も少し濃い目の味にして…

「くろねこ屋歳時記」を読んで大変印象深かったので購入しました。一度読めば忘れない特徴有る画風、時代感。私には何故か台詞が一つ一つ脳内で際立って再現される作者さんですが、今作は硬い棒読み口調の文士劇みたいに再現されて残念で、絡みシーンも多目ですが色気がね…一冊丸々二人だけを中心に回してるんだけど、余りに淡々としていて素っ気なかった印象です。良い味持ってる人なのに…もったいない。

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2016年06月26日

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