あらすじ
祥陽学園高校の超常現象研究クラブ一年生・水瀬凛は、部長や生徒会長のマスコット的存在。新学期に入り、絶大な人気を誇る美貌の図書委員長・紫姫絢一先輩と寮で同室になった凛は、謎めいた紫姫への想いを募らせる。ある日、夜中に部屋を抜け出した紫姫を追って礼拝堂へ行った凛は、紫姫が他の寮生と抱き合っているのを目撃してしまう。それを非難した凛の唇も……。
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Posted by ブクログ
さて、上下巻シリーズの上巻です。
謎めいた存在の紫姫を好きになった凛が、その紫姫に振り回されてしまうのが、この巻のあらすじ……ってところでしょうか?
紫姫は清純そうな外見とは裏腹に、同室になったことで凛の前でタバコを吸っていたり、凛の存在をまったくないもののように無視したり……。
凛はそんな紫姫に振り回されてしまう。
でも、突然、紫姫が優しくなったり、冷たくなったり、日替わりでころころ変わる。
そして最後には、凛に一言だけ残すと、紫姫は存在した形跡を残さずに消えてしまう……。
そんな感じの話でした。
なんていうか、盛大なあらすじ……という感じでしょうか?
そこから、凛は紫姫を探し始める……という。
話の内容としては、悪くないと思ったんですけど、個人的には、紫姫の正確が変わりすぎて、結局、何を思ってそんな態度をころころ変えているのか、理解できない(苦笑)
何か紫姫なりに思うところがあったんだろう、とは推測してあげることはできるんですが、そこまで。
それが何を意味してるのか、まーったくわかりませんでした。
その辺りで、あんまり紫姫の気持ちに共感できない分だけ、ややイマイチになってしまった感じが否めませんでした。
正直、あんなにころころ態度変えられてたら、迷惑ですよね……。