【感想・ネタバレ】やすらぎのマーメイドのレビュー

あらすじ

初めての舞台出演を控えた新進俳優の由貴は、多重人格を抱える身。恋人でマネージャーの拓磨は由貴を愛しつつ、彼の中にいる別人格・佳樹にも惹かれ、どちらも選べないまま関係を重ねていた。ところがある日、それを由貴に知られてしまい……!? 最後に統合されるのは佳樹か、それとも由貴か? そして琢磨が選ぶのは二人のうちどちらなのか!? シリーズ衝撃の最終巻!!

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Posted by ブクログ

オープン・セサミ 完結編


残った人格佳樹を抱えたまま沖縄から戻り、新たに舞台の主役に抜擢された由貴。
ほとんど姿を現さなくなった佳樹はだが、拓磨への愛を自分だけの物にするためにプライドすら捨ててある計画を実行する…。



同じ顔、同じ身体なのに異なる人格2人の間で揺れ動く拓磨。どちらの人格も同じように愛しい…。
そして由貴と佳樹もやはり同じように拓磨の愛が欲しくて…。

難しいテーマに真船先生はよく挑んだと思う。あとがきで書かれているようにこんなに簡単に統合したり症状が収まったりはしないのだと思うけれど、よく調べてあって落としどころを見つけた感じでした。
私的には納得いく終わり方でした。

エチシーンが朝チュンなのはこの先生の特徴なのかな?
兄・寿磨×朱門カプのスピンオフ、あればいいのに。

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2013年01月14日

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