【感想・ネタバレ】海鶴 3のレビュー

あらすじ

▼第1話/外海▼第2話/サバエの計▼第3話/海病▼第4話/東方見聞録▼第5話/決心▼第6話/夢へ▼読み切り1/『戦場の夢の夢』▼読み切り2/『剣鬼伝 決闘者』●登場人物/鶴姫(陸の武将たちに恐れられた三島水軍の領袖・大祝<おおほうり>家の娘。破天荒な性格で、兄たちを困らせている)、爺(鶴姫の守り役。三島水軍の古株)、ジョアン(サバエ配下の外国女性。鶴に助言をするよき友)、サバエ(敵か? 味方か? 鶴に不穏な取引をもちかける倭寇の首領)●あらすじ/漂流していた異国船の乗組員たちを保護した鶴。辛うじて生き残った者の口から発せられた言葉は……「屋根も壁も金でできた黄金の国、ジパング」! 西欧諸国の日本を見る目を思い知った鶴は、ある決断をする……(第4話)。海の彼方を夢見た少女の海洋伝奇時代劇、堂々完結!

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

この人の歴史漫画のテーマはどれもたいへん共感できる。

日本で戦乱の世の真っ只中、
自国民同士が殺しあっていたときに、
マルコポーロの「東方見聞録」によって
すでに日本を狙っている諸外国の野望があった。
この時代に海とかかわりがあった倭寇を描いたのは
とても面白かった。


同時収録の作品でも、秀吉の時代には
貧しい農民が傭兵として生きるしかないこと、
彼らは馬より軽い命として扱われることなど
この人の戦国時代の主役でない人たちの
描き方はとても共感できる。

0
2010年11月30日

シリーズ作品レビュー

「青年マンガ」ランキング