感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
怪談って文化だと思っている。
怪談詳しい訳ではないが、
1話目では狐の話で、実際にありそうな古い民話が現代に、自然な形でストーリーとして成り立つの面白いし、
こういう話によって昔の風習を知る良いきっかけになると思う。
また、4話目では連合赤軍、浅間山荘事件がうまくまとめられて、これもまた現代への語り部の役割ともなる話でした。
もしかしたら著者は、意図的にそうやって忘れられないように昔の風習や事件を入れ込んでいるのかな。
今回こよみとしんじの関係がだいぶ進んだ気がしないでもないので、また次回作も楽しみです☆
Posted by ブクログ
あいかわらずの甘々ホラーです。
もうおまえらつきあっちゃえよ!
ともあれ、いつもながらのオカ研クオリティ。
様々なケースの霊や事件にドキドキハラハラしつつも、安心して読んでいられるという不思議なシリーズですね。
季節の空気を描くのが上手な著者だなーと思います。特に冬の描写は、雪国生まれにはグッと来るものがあります。
Posted by ブクログ
心霊・オカルトは本物の怪異です(*´▽`*)
主人公とヒロインのほのかな恋心が主題です
でも主人公の自己評価の低さから彼女が自分
を歯牙にもかけていないという思い込みの為
恋愛音痴具合で笑うのが正しい楽しみ方です
自分の鍵をいきなり彼女に渡す状況を考えた
作者はエライ(成功したとはいってない)
Posted by ブクログ
シリーズ7巻目。
小泉八雲ことラフカディオ・ハーンの「はかりごと」はなるほどなと感心した。死の間際、庭の飛び石に噛みつくことを念じさせ、復讐から意志をそらし、満足して逝ったという話。確かにそうかもしれない。
最後の遺志が遂げられ、満足してあっけなく成仏してしまうのだろう。
「薄暮」が好き。免田自身の話もいいが、免田視点で森司とこよみが初々しい可愛いカップルとして描かれているのが良いね。
霊に惚れられてしまい、自殺を促される森司。
「同じ想いなら、陰と陽をぶつければ、陽が勝つと思ったんです。」という台詞にはハッとさせられる。
てか森司、いきなり合鍵を渡すとはやるね・・。。
結局、板垣から届いたメールの内容は何だったのだろう。森司はメールを見ないまま脇にやっていたが、次巻につながるのか?