あらすじ
今年も白い冬がやってきた。新年を目前に浮き足立つ大学生たち。しかし美術サークルの展示会で怪奇が起こる。なんと、部員が描いたモナリザを見た観客からクレームが殺到。呪われたモナリザの謎とは!?
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Posted by ブクログ
怪談って文化だと思っている。
怪談詳しい訳ではないが、
1話目では狐の話で、実際にありそうな古い民話が現代に、自然な形でストーリーとして成り立つの面白いし、
こういう話によって昔の風習を知る良いきっかけになると思う。
また、4話目では連合赤軍、浅間山荘事件がうまくまとめられて、これもまた現代への語り部の役割ともなる話でした。
もしかしたら著者は、意図的にそうやって忘れられないように昔の風習や事件を入れ込んでいるのかな。
今回こよみとしんじの関係がだいぶ進んだ気がしないでもないので、また次回作も楽しみです☆
Posted by ブクログ
あいかわらずの甘々ホラーです。
もうおまえらつきあっちゃえよ!
ともあれ、いつもながらのオカ研クオリティ。
様々なケースの霊や事件にドキドキハラハラしつつも、安心して読んでいられるという不思議なシリーズですね。
季節の空気を描くのが上手な著者だなーと思います。特に冬の描写は、雪国生まれにはグッと来るものがあります。