あらすじ
人並み外れた力を持つ霊能力者・天川緋一郎。彼には過去に果たせなかった想いがある。風間ゆめ。災いをもたらす獄界の蝶をその身に宿したまま、封印の眠りにつく生贄にされた少女。緋一郎は、彼女を孤独の眠りから救い出し、守り通すことができるのか!? 8年越しの想いが響きあう物語が今、始まる──! 「ゆららの月」「らせつの花」に続く、浄霊ロマンス第3弾登場!!
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Posted by ブクログ
まだ1巻しか出ていない作品なので、今のところは設定としてしか判断できませんが、、、、コレはいい。生贄として10歳から8年間眠りについていた少女。精神年齢は子どもで止まっているけれど、体は大人。そして、その少女を目覚めさせた美貌の霊能力者。少女の中にはまだ危険な魔物が封印されていて、少女の精神が不安定になると出て来てしまうため、霊能力者が始終守らなければならない。
たまらないシチュエーションです。
少女が霊能力者のことを「先生」と呼んでいたり、完全に光源氏と若紫的な、少女を育てて恋をするフラグ。
導入としてはいいので、このまま面白くなっていって欲しい。
Posted by ブクログ
人身御供として8年洞窟へ封印されていた当時10歳だった女の子がある霊能力者によって解放されて、普通の生活をするべく霊能力者の家で暮らすようになる。
人身御供というインパクトのある設定のヒロインだが、当時10歳だった女の子が目覚めたら18歳になっているので、ギャップがコミカルで面白さをプラスしているので怖くないです。
どこか光さすような物語で、温かみを感じられます。
イケメンの霊能力者がヒロインのゆめ以外にはかなり冷たいので、ゆめ視点で読むとヒロインの特別感に浸れます。
Posted by ブクログ
「ゆかりズム」の潮見先生の新連載第1巻。
「ゆららの月」「らせつの花」シリーズ第3弾です。
霊能力者と神の生贄になった少女の同居年の差除霊ロマンスってとこです。
なかなか面白かったです。
お互い、守り守られな存在になっていくんでしょうね。
この2人にロマンスが生まれるんだとしたら、これから先が楽しみ。
緋一郎先生素敵です。
Posted by ブクログ
キャラ作りも世界観も、ストーリー運びも上手。安心して読めるし、面白いと思う。だけど、読み終わった後にどんな話だったか、どのシーンが印象的だったかが思い出せない一冊。なぜだ。