あらすじ
「見やすく、ミスなく、速く」エクセルで数字力アップ! 巨額マネーを動かす投資銀行のエクセルの基本スキルを大公開。外資系コンサルティング会社、大手IT企業なども注目する2000人が受講した大人気セミナー「投資銀行が教える!エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション講座 超入門」のエッセンスを収録
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Posted by ブクログ
数多くあるExcel本とは良い意味で一線を画す良本。
ショートカットや関数、ピボットテーブルの説明ではなく、いかにExcelを他人に見やすく作るか、チーム内で共有できるかといった点にフォーカスしている。
読み終わった後に、著者の魔法にかかったようにルールの虜になりました。
Posted by ブクログ
・なんとなく社内でも特定の人が実践していたナレッジの理由がわかってすっきりした
・セル他の縦幅は18、フォントはArial、バリュードライバーは青字、ベタ打ちか式か
・費目ごとにセルの列を幅1でわけると、移動が楽
・強調の費目だけ、セルを薄く色づけする
Posted by ブクログ
難しい話は少なく、読みやすかった。
早く正確なだけでなく、(客だけでなく、上司や先輩がチェックしやすいように)見やすいデータ作りというのは大事にしていきたい
Posted by ブクログ
小一時間で読めるが、一生使えそう。
関数やマクロの話は一切でてこず、本当にシンプルな計算で、以下に意思決定を楽にするか、見た目がかなり重要です。
読んだ翌日からためになる本。読んでよかった!
Posted by ブクログ
とりあえず基礎が網羅的に抑えられた。とてもわかり易く、エクセルへの苦手意識が完全に克服できた。エクセルで美しい表作りをするのは楽しい。以下、主に新たな学びのメモ。
エクセルきれいにするためのルール
- 内訳は1セル分ずらして選択して中央に表示(1セル分は幅1でよい)
- 単位は同じ列に揃えて表示
- 表の一番最後の列は幅3にして余裕をもたせる
- 文字は左揃え、数字は右揃え
- ただし、数字と並べる文字は右揃えでタイトルだとわかりやすく
- 数字は色分け
- ベタ打ちが青色
- 計算式が黒
- 他のシート参照が緑
- 数字は、ベタ打ちとそうでないものを混ぜない
- 人に見せなくても良い(だが、詳細なので整理しておきたい)行や列はグループ化してしまっておく
- データがないところは、N/Aと記入
- エクセルの表は画像としてパワポに添付(編集できないように)
エクセル正確に計算するためのルール
- シンプルに計算
- べた打ちの数字を数式にそのまま入れない
- 数式はとにかくシンプルに(他の人が見てすぐに理解できるように)
- シートは一番右側に最終的な式が出てくるように
- 同じグループのシートは同じ色で分ける
- 使ってないシートはグレーにして右端に残すor削除
- シートの数はできるだけ少なく
- データの出どころは注意書きで。p91
- 計算のチェックをする
- F2デ数式の中身チェック
- トレースで、どこになんの値を使ったか可視化してチェック
- 数値の推移は線グラフで確認(確認後は消す)
- エクセルの作業には時間をかける!!!
- 作業はまとめて終わらせてしまう。作る時間:見直す時間=6:4か5:5くらいでok
- アップデートしたバージョ(その日の頭に新しいバージョンを名前を付けて保存する。古いのはoldフォルダへ)
- エクセルファイルはメールに添付せず、共有しておく。フォルダ名、ファイル名を明記することでシェア。
- 確認はEXCELのF2, トレースを使ってセル単位でやってから、線グラフで確認して、マクロ的に説明できるか確認して完成。
エクセルでスピードを高めるルール
- CTRL+shift で端まで移動できるように、表の端にはなにか不要なデータをおいておく
- CTRL 「 すると別ページの参照元データが見れる
- Altは押しがらでなくてok
- CTRL+c ->alt+H+V+Sだと、書式だけコピーできる(背景色など)
- F4は同じ作業を繰り返す
- 計算式は=ではなく+で始めるとワンキー操作で終わる(ラップトップなら外部テンキーをつける)
- スクリーンはエクセル用とパワポ用に2台あると良い
数字に慣れることについて
- 収益構造などシュミレーションは3パターン(普通、最高、最悪)用意する
- 感応度分析を行う(どの根本的要素をどれくらい動かすと、どれくらい収益が変わるのかなど)。これはwhat if 分析->データテーブルでつくる。詳しくはp194
Posted by ブクログ
上司におすすめされた本。本当にぴったりなタイミングでさすがやー。
ショートカットの小技よりまず大切な見やすくて、計算ミスを減らすExcelについて学んだ。
Excel係嫌だけど積極的に繰り返してマスターするぞ!
Posted by ブクログ
外銀のエクセル術というと「ショートカットを使いこなす爆速のエクセル術」のようなものを想像しますが、本書の要旨はそこにはありません。いかに表を分かりやすく作るか、そのためにはどんなルールに則れば良いか、そんな所が丁寧に記載されています。
自社のエクセルの使い方に合わせて細かいカスタマイズは必要かもしれませんが、思想としては学ぶ価値のある一冊だと思います。
Posted by ブクログ
エクセル活用のお作法、コツについてしたためられた名著。非常に参考になった。
<メモ>
・行の高さは18
・フォントは英数字はArial、MSPゴシック
・項目の内訳は1列横にずらす
・単位は同じ列に揃える
・表の枠線は上下太め、それ以外細め、縦線は使わない
・文字は左揃え、数字は右揃え
タイトル文字も数字に合わせて右揃え
・表はA1セルから始めない。枠線が見えなくなる。
・ベタ打ち数字は青、計算式は黒、他シート参照は緑
・背景色は薄い水色などでメリハリを。
・縦枠線を非表示にするため、背景を白に
・エクセルで計算ミスをしないための徹底ポイント
1シンプルでわかりやすい計算の徹底
2計算チェックの徹底
3チームワークの徹底
・計算式にベタ打ちの数字は入れず、分けて記載する。
計算の根拠がわかりやすくなる
・長い計算式はNG。
・わかりやすくするためにシート構成図を作成する。
・ショートカットを活用する
トレース Alt M P 参照元
Alt M D 参照先
Alt M A A 削除
他シート参照時は矢印ダブルクリックで参照元へ
折れ線グラフ Alt N N Enter
書式設定のショートカット Ctrl+l
他シートへの移動 Ctrl+Pagedown
行列の挿入 Ctrl+ + rで行、Cで列
他シートの参照元へ Ctrl+「
背景色変更 Alt H H
文字色変更 Alt H F C
フォント変更 Alt H F F
右揃え Alt H A R
グループ化 Shift+Alt+→
フォーマットのみコピー コピー後
Alt H V S
・=の代わりに+から入力すると一指で入力開始可能
・エクセル感応度分析
縦軸横軸の交点セルにシミュレーションしたいセルへの参照を設定
表の対象範囲を選択し、データタブを開き、Whatif分析データテーブルを選択。行の代入セルと列の代入セルを設定
Posted by ブクログ
読みやすい。手書き文字の注釈もいい。Excelで難しいことが出来ることが大事なのではなく、シンプルで皆で共有出来てわかりやすいことが大事だと気付かされる。
Posted by ブクログ
・エクセルの基本的な使い方を身に付ける
・使えるつもりでも、できていないことや疎かにしていることがわかる
・すでに実践している部分を読み飛ばせば1時間もかからず読める
・著者のセミナーに参加し、より高度なビジネスシミュレーションなどについて学びたい
Posted by ブクログ
ビジネスにおける数値の大切さをエクセルを通じた具体的な方法論と共に学べる。単なる「エクセル操作マニュアル」では決してない。例えば、「計算ミスをしない」というテーマでは、計算しにくいフォーマットだけでなく、チームでのチェック体制の構築方法、そもそもなぜ数値を間違えてはいけないのかといった本質を説いてくれる。実践的かつビジネスの基礎力を高めてくれる一冊。
Posted by ブクログ
Udemyでいつもお世話になっている熊野先生の著書。チームとしてエクセルをどのようにツールとして使うべきか、また見やすい評価やエクセルの作り方についてボリュームをとって書かれています。
関数は一つも出てこないのでそれを求めている人には合わないかもですが、その根底となるエクセルの扱い方について学べる本でした。
2025年2冊目。
Posted by ブクログ
「良いエクセル資料とはなにか」「エクセルで数字に強くなるべき理由はなにか」など、上段の問いや思想を基礎として構成が組み立てられている。
エクセルの本といえば、ツールとしてのハウツー(例:ショートカット)に焦点があてられがちであるが、ビジネスマンとしてどのようにエクセルを使うべきかの思想を学ぶことができて良かった。
Posted by ブクログ
さっそくバイトに取り入れてみようと思った。(2,2)からの始めるのは確かにそうだなって思った。書いてあることを一つずつ実践していきたい。またエクセルエキスパートを取る前の勉強にもなるかなと思う。
Posted by ブクログ
見やすいエクセルを作ろうと思ったらまずこの本を読んで欲しい。
いかに今まで何も考えずにエクセルの罫線を引いていたか気づかされる。
他にもエクセルミスを気付くためのチームワークや押さえておきたいショートカットなどすぐに使えるテクニックが満載。
エクセルを使う人は読んで損はないはず。
Posted by ブクログ
かなり人気のセミナー講師の本らしい。
言っていることは、
フォントの統一(日本語はMSPゴシック、英数はArial サイズは11)
行の高さを18に統一
うち数の行は一列、単位の列を揃える
縦線を書かない 横線は細め
タイトルは右揃え
B2セルから始める
データ入力セル、計算式のセル、他セル参照セルで、文字色を変える
まとめ行は背景色を変える
グループ化により要らない行、列を見えなくする(shift+Alt+→)
空白セルにはN/Aを記入
数字の注釈(出どころなど)を書く
計算は左から右へ
「数式」タブ→「参照元をトレース」で、複数セルの計算を比較
トレースのショートカット Alt M P・Alt M D・Alt M A A
数字をグラフ化して異常値を検出
難しいエクセルは、上書き保存ではなく名前をつけて保存して過去ファイルを残す
マクロはなるべく使わない
データテーブル機能でシミュレーション(データ Whatif分析 データテーブル)
Posted by ブクログ
エクセルの教科書ではない。
ショートカットや関数を学びたい人にはより適した本があると思う。
しかし、著者いわく「ショートカットは最低限のものだけ覚えればいい」。エクセルの達人になって様々なショートカットや関数を使えるのはいいが、他人が見て分かりづらいデータを作成してしまうようでは本末転倒。
全くもって賛成。私にとっては教科書であり続ける本になると思う。
Posted by ブクログ
最近やたらエクセルばっかいじってるのでものすごく実務の役に立った。なかなかミスが減らない、スピードか遅い、見やすくするためにはどうすればいかといったことに悩んでいる人には非常にオススメ。基本的なスキルが濃縮されています。
Posted by ブクログ
「エクセルのスゴ技!裏技!」といった本ではなく、組織でエクセルを使うための基礎知識集。このルールが徹底できればエクセルは特別な武器になる。というか、エクセルを武器にしたい企業ならば徹底しなければならない。
Posted by ブクログ
エクセルの参考書といえば、ショートカットキー等の作業効率化をテーマにした本が多いが、本書はエクセルの上手な見せ方をテーマにしており、エクセル初心者の私にとっても読みやすい内容だった。
その中でも押さえておくべきショートカットキーの一覧もついており、エクセルアレルギーを克服するにはもってこいの一冊だと感じた。
一方で、これが欲しかったんだと胸に刺さる内容が乏しかった印象を受けたため、このような評価とさせていただいた。
Posted by ブクログ
見やすく合理的なルールを設けた表のフォーマットが参考になりました。
かなりの効率化に繋がりそうなので、エクセルの使用頻度が高くなった時には読み返したい。シュミレーションモデルの作り方も参考になりました。
Posted by ブクログ
エクセルの数字力を強化する基礎スキルを解説しています。
・見やすいエクセル
・ミスのないエクセル
・速いエクセル
・エクセルで数字に強くなる
内容の半分くらいは、エクセルのフォーマットとフォーマットをチーム内で徹底させることの重要性を説いています。
最後の方は、エクセルを使って収益予測をする方法が書かれています。
見やすいエクセル、ショートカットはすぐに役立つ便利情報でした。
Posted by ブクログ
仕事に役立てようと思い手に取りましたが、仕事には直接関係なかったかな?と。ただ、表計算としてのエクセルの基本はわかったような感じです。
Posted by ブクログ
トレース機能はあまり使ったことなかったので、発見。
半分くらいは割と知っていたけど、知らないことも半分あったし、やっぱりそうだよね!というエクセル使う上での超基本原則がおさらいできてよかった。
フォーマットについて細かく書いてあるけど、それらは理想形であり、各組織が必要に応じて、フォーマットのルールを改変して良いと思う。必ずしも絶対ではない。でも、同じフォーマットで組織の全員が作業すること、無闇矢鱈にフォーマット変えないことは重要と思う。
異論を唱えたいのは、マクロはできないとやばいから、できるようになったほうが良いということ。それは譲れない。
計算の仕組みづくりは手でやったほうがいいけど、単調な繰り返しはマクロのほうが良い。そうしないと、疲弊する上に時間がかかるだけだ。