【感想・ネタバレ】解体死書のレビュー

あらすじ

ごみを拾っては再生させることを趣味にしていた男。彼は完全な家具が故意に壊され、分散して捨てられていることに気付く。わずかな手懸りを辿っていくうちに、重大な犯罪との関係を確信し、危険を承知で単身犯人を追い始めるが――!? 表題作を含む、スリリングな展開に満ちた六編を収録する傑作集。

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Posted by ブクログ

ミステリー短編集。全6話。

森村さんの作品って、犯人とかだいたいわかっちゃうし、私個人としては、推理小説ではないと思うんだよね〜。

犯人当てを楽しむ類のものではなくて、その犯罪の根底にある人情の機微、世情を鋭く観察し、それが反映されたストーリー設定、そういうものを楽しむものなんだと思う。そういう点では、毎回素晴らしい洞察力を発揮されてます。含蓄があるっていうのかな?感嘆しちゃうわ〜。

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2009年10月04日

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