あらすじ
祖父が持ちかけた結婚話に、キャットは取りあおうともしなかった。相手は遠縁にあたる実業家アルド。会ったことさえない男性だ。おじい様には気の毒だけれど、丁重に断ろう。だが家を訪ねてきた彼を一目見て、キャットは考えを翻した。「チャオ、キャタリーナ」甘い声に荒削りながら整った顔立ち。室内を満たす官能的な雰囲気に、キャットは数分後には彼との結婚生活を想像さえしていた。あれから十一カ月…。トスカーナの豪勢な別荘で、キャットは失意の新婚生活を送っていた。夫はずっと愛人と一緒で、家には寄りつこうともしない。きっと彼にとっては、祖父の財産めあての結婚にすぎなかったのだ。初めて会った日、彼の瞳の奥にきらめいた炎はなんだったのかしら。
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Posted by ブクログ
ぐぬぅ、このやり場のない怒りを、どこに!!
キレたよ! まさか、そう来るとは! 目から鱗です。こんなヒーロー初めて……。確かに、怒るのは当然。今まで読んだヒーローたちは、誤解されたことに怒るより、ヒロインを悲しませたことに寄り添い、謝ってくれる出来た人たちだったんだな。
面白くて一気読み。ヒロインが悩むけど負けてない。ただ、解決の仕方が……その後もちょっと蛇足感。
ヒーローは心から悔いたから、仕方ない、許す。
アイオランダは? 嘘をつき、愛人だと思わせてヒロインをあれほど苦しめたのに解雇したと聞かされるだけ。傷ついた側の気持ちは?むむむむ……。