あらすじ
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目次
PART 1 @May_Romaがジャパングリッシュを斬る!
―― 間違いだらけの英文を、平気で取引先に送ってしまう人たち
PART 2 ロブソン教授の「脱ジャパングリッシュ!」添削塾
――「英語らしい文章」を書くための10のポイント
PART 3 英語的思考で書くための「実践講座」
――英語的なロジックの組み立て方
PART 4 @May_Romaの英作文スピードアップ戦略
――確実に力をつけるための奥義
PART 5 状況別 模範サンプル文
―― 一目置かれる「大人の英語」を書くために
PART 6 英文の基本ルールとフォーマット
――「常識・マナーを知らない」と言われないために
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
You should read this book.
There are three reasons why I recommend it so strongly.
First, all Japanese including me have never learnt how to make the structure of English and practiced it as well.
Second, our writing and thinking ways are totally different from the ones of English: we put the conclusion at the last in order to appeal the impact. On the other hand, English is a language to put the points you want to appeal most strongly at first.
Finally, you can't avoid living without using English at businesses or education scenes.
I believe that you can improve you English structures in writing thorough practical trainings based on good materials like this book.
You should know the rules we should follow in writing English, which has never been taught to you in Japan actually. But in fact, almost all people having high skills on the job and being from other countries can use English easily.
Reading this book and then trying to write an essay in English can improve your writing skills.
Posted by ブクログ
あの「ツイッター芸人」で有名な@May_Romaさん(本名は谷本真由美さん)とパートナーであるポール・ロブソンさんがネットで行っている「英文添削塾」から得た日本人が苦手としている英文ライティングについて書いたのが今回の本です。
@May_Romaさんは、現在ロンドン在住でコンサルティング会社勤務。ポールさんはイギリスの大学で起業論、経営戦略を教える大学教授です。
日本人の英語はモナリザの微笑と同じぐらい謎めいていて、相手に自分の書きたいことが伝わらないと言うことが数多くある。日本語の直訳、日本の会社にしか存在しないような専門用語のオンパレード(例えばRingisho、そうあの稟議書の事です)、結論から先に書かずに最後になってようやくわかるというミステリ―小説のような文章。
状況別の模範サンプル文ではどういうフレーズを使えばいいのかと言う添削例がついている。
気を付けないと何を書いているのかわからない文章を送ってくるとは、この人の頭の中は正常に働いているのだろうかと不審に思われて不利益をこうむることになるので注意が必要だ。
Posted by ブクログ
日本人が、ビジネスの場面で、英語圏の人に通じる英語のメールやレポートを書くときの注意点をまとめたもの。
PART 1
なぜ日本人が変な英文を書いて送ってしまうか
英語圏のフォーマットに合わせること。結論から始めてロジカルに書くこと。直訳しないこと。文化背景の違いを理解すること。感情でなく事実の表現をすること。
PART 2
英語らしい文章を書くポイント
1.シンプルに書く(KISSの法則、オッカムの剃刀)。
2.事実と感情を分ける。
3.目的語を忘れない。(誰に、何を、どこに、がが抜けてないか)
4.ビジネス英語として自然な英語を使う(受験英語は小中学生レベルの表現でビジネスには相応しくない)
5.曖昧な表現を避ける(行間を読んではくれない)。
6.不要な繰り返しを避ける(別の表現で言い換える)。
7.文章の長さをそろえる。
8.冠詞を正しく使う。
9.主語を明確にして能動表現を使う(受動でなく)。
10.業界のbuzz wordに注意する。
PART 3
Logical Writing.
PART 4
特訓講座
1.コミュニケーション戦略をたてる(何の目的で、誰に対して、どのように配信するか)。
2. 毎日書く習慣をつける。
3.効率化する(パターンは決まっているからテンプレート化しておく)。
4. 文章を設計する(logical writing)。
5. 最初から英語で書く。
6.話すように書く(音読しながらリズムよく)。
7.Nativeに添削してもらう。
8.語彙、表現を増やす(いいと思ったらメモする)。
PART 5
サンプル表現
(ページ数はこの章が一番ある。)
PART 6
英文のルールとフォーマット
学校で英語は勉強したけど実務で使ったことがない人向けに注意点が体系的によくまとめた内容だと思う。
仕事で多少なりとも英語を使う機会があるので、知っていたこと、当たり前のことも多かった。
イギリス英語、ヨーロッパでのビジネスに偏っている。アメリカ資本の外資系企業相手では少し違うと思うところもあった。