【感想・ネタバレ】海外日本企業の人材形成のレビュー

あらすじ

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海外日本企業における中堅層の育成・活用は、どのように行われているのか。それは収益を向上させているのか。米・欧・タイの現地工場でのていねいな聞きとり調査によって解明する。

【主な内容】
第1章 問題と方法
第2章 統計による国際比較、戦前の事例
第3章 海外日本企業についての研究―自動車産業を中心に
第4章 生産技術者と製造技術者―日本の職場で
第5章 アメリカの日本企業―NUMMI
第6章 イギリスの日本企業―トヨタ英工場
第7章 タイの日本企業―トヨタ・タイ工場
第8章 結論と含意

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Posted by ブクログ

テーマがユニークで面白い。そして、深い考察がなされている。製造業が主たるテーマだったので、自分の業界とは違う部分があるが、普段読んでいるビジネス書よりも頭をフル回転しないと理解できない本だった。

海外展開のステップ:
第一段階:低賃金利用
第二段階:変化と問題をこなす技能の移転
第三段階:製品の設計、生産ラインの設計・構築というきわめて高度な仕事にたいし、海外事業所に働くその他の人が、相当に発言する傾向が認められる。エンジニアだけでけでなくブルーカラーの一部も発言していることである。

上記の仮説が本書の中核にある。

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2014年03月02日

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