【感想・ネタバレ】大恐慌時代のレビュー

あらすじ

衆院選における自民党の歴史的大敗、その原因は本書に登場する4人の元首相にある! 何が起こっているのか? これからどうなるのか? 100年に一度の激動の時代を爆笑問題が斬りまくる!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2006年から2009年を振り返ることが出来て、懐かしさもあり、非常に勉強になった。
太田氏はさすが勉強していて、頭が良いと思った。
突っ込む田中氏もだけど。
笑いを入れつつも本質を突いてくる太田氏は、さすがだ。

あとがきに、
「口では大変だ大変だ、と大騒ぎしながら、頭のどこかでは、そのうち何とかなるだろう、と、そんな気分でいるのではないか。
いつだって、マスコミや政治家や漫才師というのは、言うことが大げさで、大ボラ吹きなわけだから。

…しかし。

と思う。もし、大ボラのほうが本当で、それを実感できてない我々の方が、マヒしているだけだとしたら?

 この本の中で漫才にした事柄は、全て実際に起きた出来事である。私はそれらの出来事を”笑い事”にした。本当は”笑い事じゃない”ことばかりだ。”笑い事じゃない”ことを”笑い事”にできるのは、それらの出来事に対して自分が切羽詰まった状態じゃないからだろう。
 ふと、思う。
 私は、これらの出来事に対して、切羽詰まって無くて良いのか?と。
 恐ろしいのは、マヒによる、実感のなさだ。」
 
 そして、最後に自民党の衆議院選挙歴史的惨敗で…

 「やはり私は、笑ってしまった。」

→さすが、太田氏。
 実感できてないのは非常に問題だし。
 僕が常日頃思っている、”意識” ”考えること”は本当に重要だ。 
 確かに、切羽詰まっていない。
 ”あとがき”に、考えさせられた。

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2011年09月25日

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