あらすじ
佐藤梨絵・35歳――無職独身、恋人なし。気づいたら異世界に召喚、もとい紛れ込んでました。言葉も通じない、チートもない。唯一の頼りは不思議なカバンだけ!? “リエス”と称して暮らすある日、怪我を負った青年・ラトを助けたところ、恩人に似てると懐かれてしまう。さらには日本の知識を生かしつつ、ウィッグ+カラコン+別人メイクで“薔薇のリエス”として、国の外交に関わることに。「アラフォーなめんなぁ!」ヒントを探しつつ、絶対日本に帰ってみせます。アラフォー女子が奮闘する、異世界トリップファンタジー第1巻! 第1回アリアンローズ新人賞「優秀賞」受賞作登場!
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鞄の中が異世界との接点
異世界ものは大好きで、色々読んだけど、住んでいたアパートの部屋とつながっていて、それを持ってこれるというのは新鮮。
頭を突っ込んで、位置を確認して、手さぐりで物を取るのにすごく苦労するのとか、携帯を充電したり。
言葉が通じなくて文字も読めなくて。
それでも頑張れるのがつよくていい!
程よく痛快
主人公は、アラフォーといいつつもアラサーくらいの元気さではあります。
チートすぎず、イイコすぎず、程よい感じ。
話の流れは読めまくるのですけど、水戸黄門を見るのと一緒で、結果はわかってるんだけどスッキリするみたいなノリです。
匿名
アラフォーなめんなぁ!
話は面白いのにその言葉が出てくる度にげんなり。
アラフォーで将来のことを考えて色々やってきたなら、もっと落ち着いててほしかった。
個人の好みかもしれませんが。
最初に言った通り、お話は面白いです。
転生でもなく召喚でもなく、本当に迷い込んでしまった感じ。
途中、ユータの正体が明らかになったあたりで展開にワクワクしましたが、
このヒロイン年齢を気にしすぎじゃない?とそこが気になって興がそがれる。
匿名
四次元ポケッ……
アラフォー世代、無職、就職氷河期なのかな?
ふむふむ、派遣で期間が切れて、それで無職と……就活のエントリーシートを読んでいる気分になるページがある。
そして、アラフォーにしては、言葉が落ち着かないな。
ちょっと切なくもなるな。