あらすじ
最近、がんばりが報われず、疲ればかりがたまっていく。正直ヘトヘト。まわりからも、「ちょっと休んだら」「ちょっとがんばりすぎじゃない?」などと言われる。でも、がんばってきたからこそ今の自分がある。「がんばるのをやめたら一生ダメ人間になってしまうのではないか」と不安で、結局また疲れた心に鞭打ってがんばり続けてしまう。心はパンク寸前で、「もっとがんばらなければ」と「もうこれ以上がんばれない」の間をいったりきったり。この苦しみから逃れる方法はないのか──。そんなジレンマから抜け出すカギは、「自分をダメにする」がんばり方から「自分を大事にする」がんばり方にギアチェンジすること。「自己嫌悪スイッチを切ってみる」「『休めない』のスイッチを切ってみる」「短期目標依存のスイッチを切ってみる」……。本書では、自衛官のメンタルを支え続けてきた著者が、「がんばり屋のジレンマ」から抜け出し、穏やかな心を取り戻すための実践的ヒントを紹介。
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Posted by ブクログ
この4つはいつでも使えるように、専用のフレームワークシート作っておきたい!!
【不安で行動できないときの対処法】
1.A案・B案・C案、と浮かんだら
2.それぞれのメリット/デメリットを書き出す
3.勘でテキトーにどれか1案を選んで
4.その案の不安なポイントを、残りの案で補ってブレンド(7:3のバランスになるように)
【反射的にYESと言わずに断る練習】
自分の中に「断ってもいい言い訳」があれば、罪悪感なく断りやすい。
「●●という条件ならその依頼は断っちゃう」という基準・自分ルールを決めておくリスト作ろう
【5ジャンルの長期目標】
1.仕事の目標(おとうさん指をみてリマインド)
2.健康(おかあさん指をみてリマインド)
3.成長(一番長い中指をみてリマインド)
4.人間関係(指輪をはめる薬指をみてリマインド)
5.楽しみ(無邪気な小指をみてリマインド)
これらを明確に決めておいて毎日手を見るたび思い出せるように
【怒りのトレーニング・客観視】
・今日あった少しイライラすることをリアルに思い出す
・そのときの現場からすぐに離れることをイメージする
・怒りの度合いを10点満点で数値化
・今回のことについて7つの視点で思考
1.自分目線(なぜ怒ったのか、何に傷ついたのか、自分の言い分)
2.相手目線(相手の立場から考えてみる)
3.第三者目線(第三者から見たらこの事態はどう見えるのか)
4.宇宙目線(空の上から見たらこの出来事がどう見えるのか)
5.時間目線(一ヶ月後にはこの出来事についてどう思っているか)
6.感謝目線(今回の出来事で感謝できることは?)
7.ユーモア目線(コントにできそうなところは?)
※この本とは関係ないけど、ストレスなものを楽しいものに変えるシートも一緒に作るとよさそう!
コールセンターでクレーム対応してた人が、「クレームをネタに悪口図鑑を作ろう」と決めたらクレームを聞くのが楽しくなっちゃったやつみたいな……
うまいことこの怒りの客観視を応用して、そういうシート考えられないかな