あらすじ
「ウソをつくと天罰がくだる」「人に優しくすると、自分も優しくされる」「コツコツ努力すれば、いつか花が咲く」…こうした、人間として当たり前のことを忘れてしまっていませんか。古くて新しい、人生の永遠不滅の真理の数々。それらを「イソップ物語」をとおして、もう一度、見つめなおし、そして、ひとつずつ実践してみませんか。心穏やかに、幸せに生きるヒント。
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Posted by ブクログ
イソップ物語に興味があって読んでみました。
本書のようなひたすらなポジティブ論は苦手ですが、いろいろ読んでいるうちにハマりました。
悪い方に考えるよりも、いい方に考えて生きる方が、同じ境遇であっても楽しいかもしれません。
Posted by ブクログ
「母蟹が子蟹に言いました。横歩きばかりしないで真っすぐ歩きなさい。子蟹が答えました。ぼくお母さんの真似してあるいているだけだよ」「挨拶は必ず名前を付けよう。ただおはようではなく、●●さんおはよう、と」「できもしない事を簡単に安請け合いしないこと」「独り言はポジティブブな言葉に置き換える」
「どんな優れた人にも必ず悩みはある。それを認識すれば嫉妬、妬みがいかに愚かなものかわかるはず」
読んでいてふと思った。
解説は不要だと。
しかもこの解説陳腐
物語だけ読んで解説飛ばしてしまった(笑)
Posted by ブクログ
大人の教科書。と、云うのは言い過ぎか。
ギリシャ神話、ローマ神話然り、グリム童話やイソップ物語ってのは、多分に教訓が含意されてるよな。
ただ、いささか著者の強引な解釈が否めない節もあるが、素直な気持ちで読むのが大事だな。
イソップ物語の著者の解釈はさて置き、大方のビジネス書に書いてあることと内容は変わらない。
イソップ物語そのものを読んだ方が、良いかもしれんね。
ただ、分かりやすいので、読んでも悪くないくらいの一冊でした。
Posted by ブクログ
「ヘタな人生論よりイソップ物語」3
著者 植西聰
出版 河出文庫
p29より引用
“他人の心を傷つけまいと思いやりをもって接してゆく姿勢は、
ほかならぬ自分のためでもあるのです。”
カウンセラーである著者による、
イソップ物語の従来の解釈に加え、
著者独自の解釈を加えた一冊。
誰でも一度は耳にした事のある話が、
具体例を交えた解説と共に掲載されています。
上記の引用は、
ワシとキツネの話の解説の一文。
情けは人のためならずの言葉を表す物語は、
かなりの数繰り返し出てくるので、
大昔も今も通じる本当に普遍的な考えなのだなと思いました。
大人になっていても、
これらのはなしの教えは役に立つでしょうから、
いつ誰が読んでも面白いと思います。
子どもから大人の方まで。
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