あらすじ
長い歴史を誇るウィーン・フィルですら一八四二年の創立だから二百年に満たない。つまりベートーヴェン(一七七〇~一八二七)の時代には存在しなかったわけだ。かように近代になって誕生した「オーケストラ」は、きわめて政治的な存在であり、戦争や革命といった歴史的大事件に翻弄されやすい。「カラヤン」をキーワードに十の都市の十の楽団を選び、その歴史を、指揮者、経営者そして国家の視点で綴った、誰もが知る楽団の、知られざる物語。
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Posted by ブクログ
シュターツカペレベルリン、ニューヨーク、ウィーン、レニングラード、ベルリンフィル、ロイヤルコンセルトヘボウ、チェコ、イスラエル、フィルハーモニア、パリ。
の10のオーケストラを紹介している。
指揮者の変遷の一覧表がある。
10大を選んだ理由は、カラヤンを起点としているとのこと。
若干納得がいかないところもあるが、自分では実際に聞いたところもない。
CDなどで聞いたのもすべてではない。
とにかくCDを、一度、全部のオーケストラについて聞いてみようと思いました。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
長い歴史を誇るウィーン・フィルですら一八四二年の創立だから二百年に満たない。
つまりベートーヴェン(一七七〇‐一八二七)の時代には存在しなかったわけだ。
かように近代になって誕生した「オーケストラ」は、きわめて政治的な存在であり、戦争や革命といった歴史的大事件に翻弄されやすい。
「カラヤン」をキーワードに十の都市の十の楽団を選び、その歴史を、指揮者、経営者そして国家の視点で綴った、誰もが知る楽団の、知られざる物語。
[ 目次 ]
第1章 シュターツカペレ・ベルリン
第2章 ニューヨーク・フィルハーモニック
第3章 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
第4章 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団)
第5章 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
第6章 ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
第7章 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
第8章 イスラエル・フィルハーモニック管弦楽団
第9章 フィルハーモニア管弦楽団
第10章 パリ管弦楽団
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