あらすじ
阿部くんは俺に優しくしてくれたから――。
中学1年の1年間だけ仲良くしていた三津谷と、高校3年の春、偶然の再会を果たした阿部。以前と変わらない笑顔を見せる三津谷に安堵するも、ふとした瞬間に感じる違和感に戸惑いを覚えていた。そんな折、「三津谷の背中に火傷の跡がある」という噂を聞いた阿部は自分が三津谷から離れた、その理由を思い出す。
忘れていた記憶、傷ついた心、笑顔の裏に潜む想い――。阿部と三津谷、それぞれが抱える秘密とは?
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
静かにゆっくり話しが進んでゆくせいか、最初なかなか入り込めず。立ち上がり遅し。ここで諦めずに読み進めると、中盤、ヘビーな展開になってくるあたりから一気に引き込まれる。しかし三津谷は結局何をしたいんだろう、したかったんだろうか、最初は何か企んでいる風もあったがそれにしては場当たり的だし、と思いつつ読み進めたけれど、感情に訴えてきて心を揺さぶられる描写も多く細かいところは、まあ、いいかな。
なんか物足りない
受けは表で無関心な人に見えるが、実は嫉妬しやすくて、寂しがり屋で、この人を気になっててやっぱり放っておかない攻め。面白いセットアップでやや軽く始まるけれど、だんだん暗くなるストーリー。最後は一応ハッピーエンドのはずだと思うが、なんか全然終わってない気がする。続きが欲しい!
Posted by ブクログ
2012/07/08
【やや好き】あ、青い…そんでもって少しアイタタ…な思春期高校生ラブ。 秘め事的な雰囲気が◎。 阿部×三津谷。 中学一年の時だけ仲良かった二人が高校三年で同じクラスになって再会。 三津谷の不幸体質を気にかけていたつもりの阿部が、実は復讐されてたみたいな…。 普通の子の阿部が、ヤンデレでツンデレの三津谷と隣に並ぶ選択をしたことで、吉と出るか凶と出るかは、まだ先になってみないと解らないという危うい繋がりで終わっているのが気になるが、二人が成長して何だかんだと上手くいくに違いないととりあえず思っておくことにした。
Posted by ブクログ
ああいいなあ受けの子黒髪だしただの地味男くんかと思いきや性格ひねくれてるしかわいい
一次創作小説サイトさんとかだとよく見かけるけど、商業BLまんがをよんでいて、ああいう猫被りな子って意外と見かけない気がする
とても魅力的なのになんでだろう
だいすきー
Posted by ブクログ
久しぶりに胸がぎゅっとなった。
妄想するに、たぶん二人はダメになっちゃうんだろうな、とか
そういうことを思うと余計にぎゅっとなった。
後悔をしたり、嫌いになりたくても好きになったり、
しっとりした空気のBLはやっぱりいいと思う。
Posted by ブクログ
最近の嶋二さんのはあんまり好みのが無かったんだけどこれは久々のストライク。薄暗い青春モノ大好き。
もうとにかく受けの子が好みすぎて…影があって腹黒くて寂しがりやで。あーかわいい。
まあでもストーリーは在り来たりといえば在り来たりで、期待したよりはアレ?物足りない…って感じだったかな。
えっこんだけぐだぐだと悩ませといてこんなにあっさりハッピーエンドになっちゃうの!?っていうのもちょっと思ったかなー、あ、でもエピローグのほの暗さは好き。ハッピーって感じじゃなくて好き。
受けをもっと傷つけてほしかった…本としては充分厚いんだけど(比べると)もう少し何か欲しかったな。
Posted by ブクログ
なんなの!どうしてなの!幸せになってよ、お願いだから(;_q)三津谷くんの本当に欲しいものきっと安倍の中にあるよ…もう三津谷くんが幸せになってくれないと涙がとまらない(TT)ヤンデレって可愛いけど難しいなああぁー救える自信がないもの
Posted by ブクログ
ふと気になったことなんだけれど、今回のお話の制服は学ランなんですよね。
でも、着方?がブレザーっぽい。自分の中のイメージだと、学ランは上に羽織るのではなくって、ガッチリずっと着てるもんだと思ってたな。季節にもよるのかしら?学ランの中にセーターとかイメージになかったなぁ。
実際は授業中とか脱いでたりするもんなのかしら。
ま、お話には全く関係ないのですが(笑)