あらすじ
【マンハッタンで待ちます。何時までも貴方を待ちます。どうか探してください】 発端は大陸横断特急の屋根に刻まれたシャーネの言葉だったのか、グラハムが兄貴と慕うラッドが列車から落とされた瞬間だったのか、もしくは意外な不死者が乗車していた事実に気づかなかったことだったのか──? そして終点は本当にニューヨークなのか、DD新聞社副社長のボヤきなのか、不良少年達の友情物語なのか、それとも──実は始まりに過ぎなかったのか? ジャグジーたちと共に暮らすことになったシャーネと彼女を探し続けるクレア。二人が出会う幻の『1931 回想編』に、多数の後日談を大幅加筆して登場!
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Posted by ブクログ
新書購入
シリーズもの。ファンタジー。マフィアもの。
不死の酒にからむ騒動。
あ、こんなの出てたんだね。
最近になって知った。
列車ジャックの後日談。
シャーネとクレアがきちんと出会う。(その前の巻で殺し合いしてたけれど)
クレアも変人ですが、ほかの人たちも、おかしいのでもう・・・言うこと無しです。
フィーロの過去は・・・可哀想です。
女の子に間違われて、変態に襲われるなんて。(未遂)
そのせいで・・・手を繋ぐとかさえ気安くできないなんて。。(でも、単に性格なのかも・・・)
フーさんの長話。一番の、常識的な、ラッドの被害者。
もしかしたら、ラッドを止められたかもしれないのに、止めない人。
でも、気持ちはわかる。
Posted by ブクログ
普段ライトノベルは嫌厭してしまうのですが、アニメがあまりにすばらしかったので、思わず読み始めたシーリーズ。
名高い鈍行編&特急編の後日談編。クレアとシャーネが落ち合うまで。
グラハムが登場です。原作シリーズのグラハムは、アニメより更に可愛げがあって大好き。
列車を降りたボロ服と、ラッドの逮捕を嘆くグラハムと、シャーネを探すクレアが出会って馬鹿騒ぎです。
クレアとシャーネのちょっと変わった恋愛が微笑ましすぎます。他に比べて病んでる系の出演がないので総じてハッピーでクレイジーな出来です。
Posted by ブクログ
DD新聞社の社員が優秀すぎて情報屋かっこいい、時代のなかでの自分の立ち位置を俯瞰してるというか…
最後の方に正体出てくるシャム君って誰でしょう?。十二国記の奏の利広さんとか、乱と灰色の世界の無庵さんとか、とどまらず旅しながら好きなように信念を持って生きてく人。魅力的です。
Posted by ブクログ
やっぱり1930年代が好きです。お話もキャラクターも。
まさかヴィクターが出てくるとは思わなくて、相変わらず騒がしくアツいキャラにほくそ笑みました(笑)
1931、1933の裏のお話、みたいな感じだったと思いますが。
面白かった。重くもなくさらっと流せる感じで。
ジャグジー達とグラハムがどう出会ったとか、シャーネとクレアのこととか、フィーロとエニスのこととか。
カラーページの挿絵で、クレアと話してる金髪のお姉さんは誰だろう? と思っていたけど、その正体にニヤニヤ(゜∀゜*)また会えるとは思わなかったよ!
そして前回からじわじわと姿を現してきた、可愛いもの好きの黒幕?さん。
外道のにおいがぷんぷんするぜ…!
次の話はまたロットヴァレンティーノみたいだけど、嫌な予感しかしない。
少年マジシャンの謎が明かされるのが楽しみです。