【感想・ネタバレ】邪悪な少女たちのレビュー

あらすじ

〔アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀ペイパーバック賞受賞〕その夏、絆で結ばれた11歳の少女二人は、4歳の少女を“殺した”――裕福な家で育った名門校の生徒アナベルと、貧困家庭に育ち読み書きできないジェイド。二人が偶然友人になり、偶然近隣の少女と遊んだ時に悲劇が起き、二人は別々の矯正施設へ送られた。そして25年後の夏、リゾート地の遊園地で少女が殺された。そのことが、会うはずのない二人を結びつけていく……。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あとがきにイヤミスとあってびっくり。確かに後味は悪いですが、2人の少女の人生を思うとその過酷さ、救いのなさに胸が締め付けられます。とにかく嫌な奴がたくさん出てくる中、2人の絆、最後に出した答えに考えさせられました。重い辛い話なのに、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読んでしまった。アンバーの幸せを祈ります。

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2016年10月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近読み終えたばかりのせいか、アンバーとカースティに『1Q84』の天吾と青豆を重ねてしまった。決して会ってはいけない二人と、絶対会うべき二人という大きな違いはあるが。子供の頃の出会いが人生を決めたという点では同じだ。この結果、ある意味アンバーは救われたのだろうが、カースティはより深い地獄に堕とされたようだ。

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2015年05月23日

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