【感想・ネタバレ】誓いの真珠 王家の伝説 IIのレビュー

あらすじ

十三世紀半ば、大モンゴルに草原を駆け抜ける黒い疾風と呼ばれる戦士がいた。その動きは風のように素早く、相手が気づかぬまに喉をかき切る。戦士の胸には大きな緋色の十字が刻まれていた。それこそは、はるか昔に失われたフランス王家の血の証。だが戦士はいまだ、自分の血を、背負った宿命を知らなかった。ある日、彼はペルシャ人の娘を町からさらってくる。口から真珠を生み出す魔女とも言われる娘だった。そして、運命の歯車は回りだした。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読後感も良かったです。
モンゴル帝国時代と聞いて、どの辺りの時代かと思ったら、チンギス・ハーンの曾孫の代で、イル汗国の王アバカに仕えるティエリーの物語りでした。
歴史ものとしても読み応えもあったけど、ただ、結局、長いページ数を費やして何が言いたかったのか?
ティエリ―が冒頭でさらうように連れ帰ったペルシア人女性と互いに愛を確かめあう物語りだとしても、何か物足りない。
結局、ティエリ―の抱えるお王家の秘密というのも具体的に明らにらなかったし―。

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2015年02月21日

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