あらすじ
いつも他人の生き方が気にかかる、生きることがつらく苦しい、というあなたは、親との関係を見直すべき時がきている。どんな家庭で育てられたのか。親の“愛”ははたして本物だったのか……。「親からの精神的自立こそ生きることの土台」と力説する著者が、真の「一人立ち」の重要性とその方法を説く。自分でも驚くほど自信がわき、生きるのが楽しくなる、積極人生へのパスポート!
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
面白く読んだ。前半はなんだか攻撃的に感じ、著者はどうしてこんなに悪口を書き連ねてるんだろう、本選びに失敗したかも?と思ったが後半で印象が変わった。
「(歴史をひもとけば)何かあるのではないかという怠け心こそ罪のもとなのである。」これはキツい。まさしくこれまでの自分の人生へのアティテュードそのもので、今も抜け出す途上にいる身としては図星過ぎて笑ってしまった。他にも、機能不全な家庭に育った人にわかりやすい具体例や思考過程の紹介が多く、参考になった。著者の書く文章は指示語が何にかかるかわかりにくい癖があるように感じられたが、他の本も読んでみたい。
ただ、受け取る準備のできていない人には劇薬となるかもしれないので、読む人と読むタイミングは選ぶかもしれない。