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Posted by ブクログ
2巻目。中古で売ってたので買ってみました。
1巻でちょっともやもやしてたんですけど、イシュトがなぜあんな感じなのか、やっと分かった感じがします。国を護る術式の元となる「輝石」に縛られた、皇帝という名前の生け贄として生きると、何事も諦めてしまっていたイシュトには、ルーナのような女性はたまらないでしょうね。立派なストーカーですけど・・・。
新たな護衛騎士のベルダは、一癖どころか二癖も三癖もある感じで、でも彼の目的って、なんとなく自分のことより尊敬するロキシスのためなんじゃないかなって思いました。印がなくても魔法が使えれば、ロキシスが皇帝になるのに支障はないかなぁって。
最終的にはルーナがイシュトにちょっと歩み寄った感じがしますけど、ルーナの力がイシュトを「輝石」から解放したらいいのになって思いました。